リリー・フランキーと斎藤工が語る「ペンション・恋は桃色」シーズン3の魅力
リリー・フランキーと斎藤工が語る「ペンション・恋は桃色」シーズン3の魅力
「ペンション・恋は桃色」シリーズの新シーズンが始まりました。俳優のリリー・フランキーと斎藤工が出演するこのFODオリジナルドラマは、独特のユーモアと心温まるストーリーで視聴者を魅了してきました。今回、東京・フジテレビ本社で行われた完成発表イベントには、共演者の伊藤沙莉や大水洋介、JOYらも出席し、作品に対する思いを語りました。
ドラマを支える深い親子の絆
このシリーズは、リリー・フランキー演じる父シロウと、その娘ハルを演じる伊藤沙莉との間に築かれた親子の絆が大きなテーマとなっています。リリー・フランキーは、伊藤沙莉が結婚を発表した際、「本当に娘のように思っていますから、幸せになってほしい」とコメントし、彼女との深い関係性を伺わせました。5年間にわたる共演を通じて育まれたこの絆は、スクリーン上だけでなく、現実の関係としても大切にされているようです。
個性豊かなキャストによる化学反応
斎藤工は、長きにわたるシリーズの魅力について「キャストだけでなく、スタッフチームも変化があり、化学反応を起こす奇跡の瞬間が映り込んでいる作品」と語り、チーム全体のダイナミズムを強調しました。特に、シリーズを通して多くの人気芸人が出演していることが、作品に独自のエネルギーを与えているといいます。斎藤は「芸人さんから学ぶことが多い」と、彼らの持つ瞬発力や適応力に対する敬意を表しました。
斎藤工のユニークなライフスタイル
イベントでは、斎藤工の食生活にもスポットライトが当たりました。発酵食品に興味があるという斎藤は「発酵食品を中心に食べることで体臭が変わった」と語り、共演者たちを驚かせました。リリー・フランキーは「斎藤の体臭は昔から変わらず赤ちゃんのような匂い」と冗談交じりに述べ、会場を沸かせました。斎藤のユニークなライフスタイルは、彼の役柄にもどこか影響を与えているのかもしれません。
永野との友情がもたらす新たなインスピレーション
また、斎藤工とピン芸人・永野の友情も話題となりました。永野は「ゴッホよりー、普通にーラッセンがー好きー!」というネタで大ブレークしましたが、斎藤はそのネタを最初に評価した人物の一人であるといいます。二人の関係は単に仕事上のものにとどまらず、深い友情に基づいていることが伺えます。斎藤は「永野さんはツインソウルだとおっしゃっていて」と語り、互いに共鳴し合う関係性が作品に新たなインスピレーションをもたらしているようです。
このように、「ペンション・恋は桃色」は、キャストとスタッフの多様な関係性と背景が織りなす複雑な魅力があります。視聴者は単なるエンターテインメントを超えた、俳優たちの本当の絆や、彼らが持つ個性の化学反応を楽しむことができるのです。新シーズンがどのような展開を見せるのか、ファンの期待が高まっています。
[鈴木 美咲]