「ホンノウスイッチ」スタート！宮近海斗と葵わかなが描く幼なじみの初恋

「ホンノウスイッチ」第1話が描く、幼なじみ同士の遅れてきた初恋

テレビ朝日のオシドラサタデー枠で放送が始まった連続ドラマ「ホンノウスイッチ」は、視聴者を引き込む魅力的なストーリーとキャスティングで話題を呼んでいます。Travis Japanの宮近海斗さんと女優の葵わかなさんがW主演を務めるこの作品は、幼なじみ同士の関係が大人になってから再び恋に発展するという、心温まるピュアラブストーリーです。

第1話のあらすじとキャラクター

物語は、秋山聖（宮近海斗）と星小和（葵わかな）の二人が中心です。彼らは、物心つく前から一緒に育った幼なじみ。中学時代に感じた淡い恋心を封印し、長い間、仲の良い友人関係を続けてきました。しかし、ある日、小和が目を覚ますと、聖が隣で眠っているではありませんか。しかも、お互い裸同然の姿で…。

この予期せぬ状況に小和は混乱し、記憶をたどると、前夜に彼女の恋人であった吉田総介（戸塚純貴）から二股をかけられたことを知ります。失意の中、聖とヤケ酒を飲み、そのまま一夜をともにしてしまったことを思い出します。その後の小和の行動は、彼女の心の葛藤を如実に表しています。幼なじみという関係の中で、安全な距離を保とうとする小和の心理は、多くの人が共感できる部分でしょう。

現代社会における「幼なじみ」像の変遷

「幼なじみ」という関係は、様々な物語で描かれるテーマですが、現代においては特に新鮮な視点が求められています。かつては幼なじみ同士がそのまま恋愛に発展するというストーリーが多かったのですが、現代では、複雑な人間関係や個々の成長過程が重視されるようになりました。ドラマ「ホンノウスイッチ」は、幼なじみであるがゆえに避けられない葛藤や、不意に訪れる恋心の再燃を丁寧に描写しています。

幼なじみであるという特別な絆を持ちながら、それに伴う感情の変化や葛藤がどのように展開されるのかが、このドラマの見どころです。特に、聖と小和の関係が、どのようにして友人から恋人へと進化していくのかは、視聴者にとって大きな関心事でしょう。

主演二人のコメントと期待

主演を務める宮近海斗さんと葵わかなさんも、このドラマのスタートを心待ちにしていたようです。宮近さんは「1話は大波乱の展開で、様々な見どころが詰まっている」と語り、視聴者に期待感を抱かせています。一方、葵さんは「幼なじみから恋に発展するまでのもどかしい過程が見どころ」と述べ、原作ファンにも楽しんでほしいとコメントしています。

また、このドラマの主題歌には、Travis Japanの新曲「Say I do」が使用されており、物語の雰囲気を一層引き立てています。主題歌が放送で初めて披露されることも、ファンにとっては見逃せないポイントです。

［田中 誠］