スポーツ
2025年01月11日 16時10分

阪神・中野拓夢選手、打撃改善に向けて自主トレ公開

阪神・中野拓夢選手、打撃改善に向けた奮闘を続ける

阪神タイガースの中野拓夢内野手が、昨シーズンの悔しさを胸に、愛知県岡崎市で自主トレーニングを公開しました。28歳の中野選手は、昨シーズンの成績に対する強い反省を語り、2025年シーズンへの飛躍を目指して、打撃改善に取り組んでいます。

昨シーズン、中野選手は打率.232と不本意な結果に終わりました。彼はそれを「すごく悔しい、情けないシーズン」と振り返り、「何としてもやり返す」という強い意志を持って自主トレに励んでいます。その中で最も重要視しているのが、コンタクト率の向上です。昨シーズンは上半身の強化に重点を置きましたが、下半身とのバランスが崩れたことで、望んだ打撃フォームが崩れてしまったといいます。

中野選手の新たな挑戦:下半身と上半身の連動

今回の自主トレでは、下半身をしっかりと使ったトレーニングを中心に据えています。下半身の強化により、スムーズなバットスイングが可能になると考えている中野選手は、「下半身を使うトレーニングをしながら、バッティングに連動させていく」と意気込んでいます。具体的には、ハードルを使ったトレーニングやダッシュ、ロングティーなどを取り入れ、効率的な動きを目指しています。

中野選手は、このトレーニングによって「すごく充実した日々を送れている」と手応えを感じており、順調に調整が進んでいると語っています。この努力が実を結び、シーズンの成績にどのように反映されるか、多くのファンが期待を寄せています。

選手会長としてのリーダーシップ

中野選手は昨年から選手会長を務め、チーム内での存在感もますます増しています。新しい監督体制のもと、彼は「自分がチームを引っ張る」という強い決意を持っており、リーダーシップを発揮していく意向です。「リーグ優勝、日本一を奪還できるように」と語るその姿勢は、チームメイトに大きな影響を与えることでしょう。

2025年シーズンへの期待と展望

[佐藤 健一]

タグ
#中野拓夢
#自主トレーニング
#阪神タイガース