スポーツ
2025年01月12日 14時20分

長谷部誠、新たなサッカー指導者の挑戦を開始

長谷部誠が描く新たなサッカー指導者の道

元日本代表主将であり、現在はドイツのアイントラハト・フランクフルトU-21チームと日本代表のコーチを兼任する長谷部誠氏が、さいたま市で開催された「WINTER CAMP」で熱意あふれる指導を展開しました。彼は昨年現役を引退し、指導者としての新たなキャリアを歩み始めています。今回の活動では、約50人の小学生たちにサッカーの技術だけでなく、考える力や継続する力の重要性を説き、未来のサッカー選手たちに貴重な教えを授けました。

指導者としての新たな挑戦

長谷部氏は、現役時代に培った経験と知識を活かし、若い選手たちに熱意を持って指導しています。彼は、「新しい道に進んで壁にぶち当たっている」と語りながらも、その過程を楽しんでいる様子。指導者としての仕事は、現役時代とは異なる多くの挑戦があることを認識し、それを乗り越えることが新鮮で楽しいと感じているようです。特に、異なる文化や戦術を持つドイツと日本という二つの環境での指導経験は、彼にとって大きな財産となっています。

フランクフルトと浦和の提携がもたらす未来

フランクフルトが日本に設立したアカデミーと浦和のクラブ間提携は、今回の「WINTER CAMP」を実現した背景にあります。この提携は、両クラブにとって大きな意義を持ち、日本の若手選手たちが海外のクラブと接する貴重な機会を提供しています。長谷部氏も、この活動を通じて若い世代に国際的な視点を提供し、彼らの成長を後押ししています。

熱量を注ぎ込む指導スタイル

長谷部氏の指導スタイルは、選手時代に魅力を感じた「熱量を持ち込む指導者」に強く影響されています。彼は、選手たちに対して自分の熱意を全力で注ぎ込み、彼らの成長をサポートすることに力を入れています。子供たちに向けては、座学で考える力を養うことの重要性を説く一方で、ピッチ上では身ぶり手ぶりを交えながら、実践的な指導を行っています。彼の指導は、単に技術を教えるだけでなく、選手たちに自ら考え、行動する力を養うことを目指しています。

指導者としての未来と展望

[中村 翔平]

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