スポーツ
2025年01月12日 18時10分
大相撲初場所初日:55年ぶりのダブル綱取り挑む大関たちの奮闘
大相撲初場所初日:55年ぶりのダブル綱取りに挑む大関たちの奮闘
横綱・照ノ富士の苦境とその背景
一方、3場所ぶりに土俵に上がった横綱・照ノ富士は、小結・若隆景に肩透かしを食らい、黒星発進となりました。照ノ富士にとっては、過去の対戦成績で大きくリードしていた若隆景に敗れるという予想外の結果でしたが、これは長期の休場が影響していると言えるでしょう。この2年間で9回の休場を経験し、怪我や体調不良との闘いを続けてきた照ノ富士にとって、今回の初場所は復活の場として期待されていただけに、初日の敗北は大きな痛手となりました。
綱取りを狙う大関たちの意気込み
綱取りを狙う琴桜と豊昇龍の両大関について触れていきましょう。琴桜は、隆の勝に対して安定した取り組みを見せ、寄り切りで勝利を収めました。豊昇龍もまた、霧島を相手に鋭い出足を見せ、冷静な取り組みで白星を掴みました。両者ともに、横綱昇進への強い意欲が感じられる初日でした。
このダブル綱取りの挑戦は、55年ぶりの快挙となる可能性があり、大相撲界にとっても一大イベントとなるでしょう。なぜなら、綱取りというのは単なる勝敗以上に、その力士の技術と精神力が試されるため、歴史的な意義を持つのです。
新大関・大の里の試練
大相撲の未来と期待される変革
[山本 菜々子]