映画『遺書、公開。』完成披露舞台挨拶で明かされた絆とエピソード
映画『遺書、公開。』完成披露舞台挨拶で明かされたキャストの絆と裏話
映画『遺書、公開。』の完成披露舞台挨拶が1月13日に開催され、主演の吉野北人さんをはじめとする豪華キャストが一堂に会しました。この映画は、序列がつけられたクラスを舞台にしたスリリングなスクール・カースト・サスペンスで、観客を惹きつける斬新なストーリーが話題を呼んでいます。
舞台挨拶では、吉野北人さんが主演を務め、共演には宮世琉弥さんや志田彩良さん、松井奏さん(IMP.)といった若手実力派俳優たちが名を連ねています。イベントは、キャストたちが映画のテーマに合わせたダークな演出で登場し、観客を驚かせました。
キャストの絆と撮影の裏話
イベントの中で、吉野さんと宮世さんの初共演について述べられたエピソードが印象的でした。吉野さんは宮世さんについて「年下ながらも学ぶところが多く、非常に刺激的な毎日だった」と語り、宮世さんも「吉野さんの背中を見て多くのことを学んだ」と相互のリスペクトを強調しました。若手俳優同士の協力が作品のクオリティを高めている様子がうかがえます。
また、撮影現場でのエピソードも多く紹介されました。特に、吉野さんが座長としての役割を果たす中、キャストたちに毎日のようにコーヒーを差し入れしていたことが明かされ、主演としての責任感とチームをまとめる力が伺えます。さらに、撮影オフの時間には、志田さんが駄菓子を振る舞ったという微笑ましいエピソードが披露され、キャスト全員の仲の良さが伝わってきました。
ゲームでのハプニングと笑い
舞台挨拶の後半には、キャストたちが参加するゲーム「秘密、公開。“マイク”ロシアンルーレット!」が行われました。このゲームでは、吉野さんが「英語のテストが3点だった」という学生時代の秘密を暴露し、ステージから強制退場されるというユーモラスな展開がありました。観客を笑わせる場面が多く、和やかな雰囲気の中で進行しました。
イベントは吉野さんが再びステージに戻り、フォトセッションで締めくくられました。彼は「この作品はホラー要素が強いですが、ユーモアも含まれたメッセージ性のある作品です。ぜひ多くの方にいろいろな視点で楽しんでいただきたい」と力強くコメントしました。
映画『遺書、公開。』は、序列がつけられたクラスという独自の設定をベースに、思春期の若者たちの葛藤や成長を描く作品です。キャストの熱演と監督の英勉さんの手腕が結集し、多様なメッセージが込められた本作は、公開が待ち遠しい作品の一つです。観る人によって異なる解釈ができるこの映画は、多くの人々の心に残ることでしょう。
[佐藤 健一]