スポーツ
2025年01月16日 20時11分

名古屋グランパス、新シーズンへ向けたボランチ争奪戦と新体制の行方

名古屋グランパスのボランチ争いと新体制の行方

椎橋選手は昨シーズン、5月以降にスタメンに定着し、34試合に出場し1得点を記録しました。チームがルヴァンカップで優勝する際にも大きく貢献しました。しかし、今シーズンのキャンプでは、新たに加入した選手たちも含め、5人がボランチのポジションを争う状況となっています。特に、筑波大学から新加入の加藤玄選手や、FWからコンバートされた榊原杏太選手など、多様なバックグラウンドを持つ選手たちが椎橋選手のポジションを狙っています。

椎橋選手自身は「競争はあってなんぼだし、負ける気もない」と語り、その競争環境を前向きに捉えています。しかし、「実戦の試合もやっていないので、特に焦ることはない」と、冷静に自分自身を見つめ直す時間を大切にしているようです。彼は、自分のポジショニングや身体能力の維持に注力しており、自己改善に向けた意識の高さを示しています。特に、新任の玉田圭司コーチからの指導を受けて、ポジショニングの精度をさらに高めようとしています。

名古屋グランパスは、縦に速い攻撃を目指して日々の練習に取り組んでいます。椎橋選手の縦パスはその中で重要な武器となります。「前線の選手に誰が出ても、自分のパスでチャンスメークできる、ボールの質を常に出せるように」と、椎橋選手は自らの役割を明確にし、攻撃の起点となることを意識しています。

名古屋グランパスの新たな船出

さらに、DF佐藤瑶大選手や宮大樹選手、MF浅野雄也選手といった新加入選手たちが、それぞれ新しい背番号を手にし、チームに新風を吹き込もうとしています。これらの選手たちは、名古屋グランパスが掲げる攻撃的なサッカーにおいて重要な役割を果たすことが期待されています。

名古屋グランパスの未来を見据えたチーム運営と選手たちの成長に、ファンの期待は高まる一方です。新シーズンの開幕が待ち遠しいですね。

[高橋 悠真]

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