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2024年11月29日 06時18分

川口春奈がリードする「LINEMO」&「LAVIE SOL」キャンペーンでデジタル世代に新風!

デジタル時代のアイコン、川口春奈がリードする新たなマーケティング戦略

デジタル時代におけるマーケティングは、単なる商品やサービスの宣伝を超えて、ブランドと消費者との深い結びつきを構築することが求められています。そんな中、川口春奈という一人のタレントが、ふたつの異なるキャンペーンを通じてその存在感を強烈に示しています。ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」と、NECパーソナルコンピュータの「LAVIE SOL」という、異なる業界での二つのプロモーションで彼女が果たす役割に注目が集まっています。

ソフトバンク「LINEMO」の新たなキャンペーン

ソフトバンクの「LINEMO」は、オンライン専用ブランドとして、デジタルネイティブ世代をターゲットにした新しいプロモーション「#LINEMO 超はるなまみれキャンペーン」を開始しました。このキャンペーンでは、川口春奈を全面に起用し、東急プラザ表参道をはじめとする都市の風景を彼女の多彩な表情で彩ります。12種類の異なる表情を見せる川口さんの広告は、都市の風景に溶け込みながらも、強烈な印象を残します。このプロモーションは、デジタル広告に加えてリアルな空間でも体験できるという点で、オンラインとオフラインを結ぶ新しい試みといえるでしょう。

さらに、ソーシャルメディアを駆使した「LINEMO超はるなまみれXキャンペーン」では、フォロワーが参加することで、実際に商品を手にするチャンスが提供されています。867人に当たる特典には、「じゃがりこサラダL」や「カロリーメイト」など、日常生活に密着したアイテムが選ばれています。これは、日常の中にLINEMOが溶け込むことを狙ったものであり、ユーザーの生活に寄り添う姿勢を強調しています。

NEC「LAVIE SOL」のZ世代向け戦略

一方、NECパーソナルコンピュータは、新しい13.3型モバイルノート「LAVIE SOL」のプロモーションに川口春奈を起用しました。こちらのキャンペーンは、Z世代をターゲットにしており、特に大学生に向けた製品として設計されています。シンプルでスタイリッシュなデザイン、長時間駆動のバッテリー、そして個性を表現できる着せ替えケースのオプションなど、Z世代のライフスタイルにフィットする機能が詰め込まれています。

川口さん自身も、LAVIE SOLを自分らしさを表現する相棒と感じていると語り、個性を大切にするZ世代にとって、これは自分を映し出す鏡のような存在であるとしています。特に、スマートフォン感覚でケースを着せ替えられる点は、個性を重視する若者たちにとって非常に魅力的です。

このように、川口春奈を起用したプロモーションは、単なる商品紹介を超えて、ユーザーのライフスタイルや価値観に深く関わるものとなっています。これは、現代の消費者が求める「共感」や「体験」を重視したマーケティングの一環といえるでしょう。

デジタルネイティブ世代をターゲットにしたこの二つのキャンペーンは、川口春奈という一人のタレントを通じて、消費者に新たな価値を提供しています。多様なメディアを駆使したこれらのプロモーションは、企業がどのようにしてブランドの存在感を高め、消費者とのつながりを深めていくのか、その一つのモデルケースとして注目に値します。今後も、川口春奈をはじめとするデジタル時代のアイコンたちが、どのようにして企業のマーケティング戦略をリードしていくのか、引き続き目が離せません。

[山本 菜々子]