GLAY、30周年ツアー完走!未来への新たな挑戦も発表
GLAY、30周年アリーナツアー完走と未来への意欲
日本のロックシーンを代表するバンドGLAYが、結成30周年を記念したアリーナツアー「GLAY 30th Anniversary ARENA TOUR 2024-2025”Back To The Pops”」を横浜アリーナで完走しました。TERU(53)を中心に、メンバー全員が観客を魅了するパフォーマンスを披露し、彼らの音楽がいかに多くの人々に愛され続けているかを実感させる夜となりました。
彼らのツアーファイナルとなったこの夜、GLAYは17枚目のアルバム「Back To The Pops」の楽曲を中心に、「春を愛する人」や「誘惑」といった代表曲も惜しみなく披露しました。ピアニストの清塚信也氏とのコラボ楽曲「なんて野蛮にECSTASY」で幕を開けたステージは、ファンの熱狂的な反応に包まれました。TERUの「オッケー!横浜アリーナ、行くぜ!」という掛け声で始まったライブは、まさにファンとGLAYが一体となる瞬間を作り出しました。
メンバーの決意とファンへの感謝
この夜、HISASHI(52)は「死ぬまでGLAYを続けたい」と語り、ファンから大きな歓声と拍手を受けました。また、TERUが「みなさんに支えられて、30年楽しく活動できています」と感謝の意を示し、さらに「40周年、50周年と一緒に歩んでいこうぜ!」と未来への意欲を見せました。彼らの言葉からは、これからも一層ファンとの絆を深め、音楽を通じて新たな夢を追い続ける決意が感じられます。
ツアーは全国8都市で15公演を行い、計15万人を動員しました。これはGLAYがいかに多くの支持を集めているかを示すと同時に、彼らの音楽が時代を超えて魅力を放ち続ける理由でもあります。30年という長い年月を経てもなお、彼らのライブには新鮮さと力強さがあり、ファンとの強い絆が感じられるのです。
新たな試みとベストアルバムのリリース
また、ツアーファイナルでは4月に発売予定のベストアルバムについても発表されました。「DRIVE 1993~2009 complete BEST」と「DRIVE 2010~2026 complete BEST」の2タイトルが同時リリースされる予定で、メンバーからのプレゼントとして「HOWEVER」の再レコーディングも実現しました。さらに、ファン投票によって収録曲を決定するという新たな試みも発表され、ファンと共に創り上げるアルバムとして期待が高まります。
TAKURO(53)はこのアルバムについて「みなさんと創りたいということで、みんなから見たGLAYの隠れた良さをぶつけてもらいたい」とコメントし、ファンとの共同作業を大切にしている姿勢を示しました。彼の発言からは、ファンとの関係性を深めながら、より一層彼らの音楽を進化させていく意志が感じられます。
音楽の力で未来を切り拓くGLAY
結成30周年を迎えたGLAYは、未だに進化し続けるバンドとしての地位を確立しています。彼らの音楽は、単なるエンターテインメントを超えて、ファンにとっての生きる力や希望を与えるものとなっています。そんなGLAYが、これからも新しい挑戦を続け、ファンとの絆をさらに深めていくことは間違いありません。
彼らの活動は、音楽を愛する全ての人々にとっての希望であり、次世代へと引き継がれていく大切な財産でもあります。これからもGLAYは、ファンと共に音楽の力で未来を切り拓き続けることでしょう。彼らの音楽がどのように変化し、成長していくのか、その一歩一歩を見守る楽しみがファンには待っています。
[高橋 悠真]