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2025年01月22日 06時12分

溝端淳平、キャプテン・アメリカの声優旅路を語る

溝端淳平、「キャプテン・アメリカ」シリーズでの主演声優としての旅路

俳優の溝端淳平さんが、映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のキックオフイベントで、その長年にわたるキャラクターへの愛情を語りました。彼が初めてサム・ウィルソン役の日本語吹き替えを担当したのは2014年の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でした。それ以来、彼は6作品でこの役を演じ、今回の新作でついにキャプテン・アメリカの名を継ぐこととなりました。

このイベントは、溝端さんにとって特別なものでした。今年の元日に年下の一般女性との結婚を発表して以来、初めて公の場に登場したのです。溝端さんは「分身のように思っていたキャラクター。正式に主役として帰ってこられ感慨深い」と笑顔で話しました。このコメントからも分かるように、彼にとってサム・ウィルソンは単なる役以上の存在であり、自身のキャリアと共に成長してきたキャラクターです。

サム・ウィルソン役と溝端淳平の成長

2014年から始まった溝端さんのサム・ウィルソン役は、彼自身の俳優としての成長を反映しています。映画やアニメの吹き替え業界において、同じキャラクターを長期間にわたって演じ続けることは、役者にとって大きな挑戦です。キャラクターと共に自身も成長し、新たな視点で役に臨むことが求められるからです。

溝端さんは「自分にとっても新しいチャレンジだと思いながら収録した。僕もサムに励まされながら魂を込めて声を入れさせていただきました」と述べています。彼がこの役を通じてどのように成長し、またどのようにサム・ウィルソンというキャラクターを自身の一部として受け入れてきたかは、彼の声に込められた感情やニュアンスからも伝わってきます。

新作「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」での挑戦

新作「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」では、溝端さんはサム・ウィルソンとして新たな挑戦を迎えます。この作品は、彼にとっても新たな節目となるでしょう。サム・ウィルソンがキャプテン・アメリカの名を継ぐという大きな変化は、作品全体に新たなダイナミクスをもたらし、観客にとっても期待の高まるポイントです。

イベントでは、溝端さんが瓦割りに挑戦したことも話題となりました。このパフォーマンスは、彼の役への思いと成功への祈願を象徴するものでした。サム・ウィルソンの勇敢さと決意を体現するようなパフォーマンスで、全ての瓦を割ることに成功した溝端さんは「サムの気持ちが乗りました」と喜びを語りました。

この新作が公開される2月14日には、多くのファンが彼の演技を楽しみにしています。そして、溝端さん自身もまた、この役を通じて新たな境地を開拓していくことでしょう。彼の声がどのように新たなキャプテン・アメリカの物語を彩るのか、その答えはまもなく私たちの前に明らかになります。

[中村 翔平]

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