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2025年01月22日 06時11分

広島カープの坂倉捕手、投手陣とコミュニケーションで正捕手を目指す!

広島・坂倉捕手、投手陣とのコミュニケーションで正捕手の座を狙う

広島東洋カープの坂倉将吾捕手(26)が、2023年シーズンに向けて投手陣とのコミュニケーションを強化し、正捕手の座を確保するための決意を新たにしています。彼は昨年の右肘クリーニング手術からの回復も順調で、今後のプレーに期待が寄せられています。

坂倉選手は、「まずは味方投手の何が良くて何が悪いのかを知っておかないとだめ」と語り、投手との対話を重視する姿勢を示しています。彼のこのアプローチは、捕手としての信頼性を高め、投手陣との一体感を築くために重要な要素となるでしょう。特に、昨シーズンは121試合の出場のうち捕手で64試合のみで、本職としての存在感をさらに高めるためには、このような綿密なコミュニケーションが不可欠です。

回復順調、マイペース調整で開幕に備える

昨年11月に右肘の手術を受けた坂倉捕手は、現在50メートルの遠投やフリー打撃を再開しており、回復は順調です。彼は「自分のペースで、やれることをどんどん増やしていくだけ」と語り、無理をせずに着実にコンディションを整える姿勢を見せています。この慎重なアプローチは、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを発揮するために非常に重要です。

また、坂倉捕手は「味方の投手の何が良くて何が悪いのかを知っておかないとだめ」と強調しており、投手陣との対話を大切にしています。彼のこの姿勢は、単に個人の成績向上だけでなく、チーム全体のパフォーマンス向上にも寄与するでしょう。

正捕手としての期待とチャレンジ

坂倉捕手は、広島を代表する捕手としての期待を背負っています。昨年11月のプレミア12ではベストナインに選ばれるなど、その実力は折り紙付きです。さらに、来年3月に予定されているWBCでは正捕手候補としての期待もかかっており、国際舞台での活躍も視野に入っています。

しかし、坂倉捕手にとって重要なのは、まずは広島での正捕手の座を確固たるものにすることです。昨シーズンは一塁での出場も増え、打撃力は高く評価されていますが、彼自身は捕手としての一本立ちを目指しています。投手陣との信頼関係を築き上げることが、その目標達成の鍵となるでしょう。

投手陣とのコミュニケーションの重要性

坂倉捕手が強調する「親身になりたい」という姿勢は、単なる技術的な面を超えて、投手との人間関係の構築にもつながります。彼は「何を変えてくるとかは人それぞれあると思う。そこでプラスになることがあれば親身になりたい」と述べ、投手陣の多様なニーズに応える意欲を示しています。

このような姿勢は、特に若手投手との関係構築において重要です。坂倉捕手は合同自主トレにおいて、積極的に若手投手と会話を交わし、彼らの球筋を確認するなど、細やかな配慮を見せています。こうした努力は、シーズン中の試合でもスムーズなバッテリーを形成するための基盤となります。

広島の坂倉捕手にとって、今シーズンは正捕手の座を確固たるものにするための重要な一年となります。投手陣とのコミュニケーションを強化し、チームの扇の要としての役割を果たすための準備は着実に進んでいます。彼の努力と決意が実を結び、広島東洋カープを勝利に導く日をファンは心待ちにしています。

[中村 翔平]

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