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2025年01月22日 20時11分

映画『ショウタイムセブン』ジャパンプレミア:阿部寛とPerfumeの舞台裏

映画『ショウタイムセブン』ジャパンプレミア:阿部寛とPerfumeが織りなすユニークな舞台裏

1月22日、映画『ショウタイムセブン』のジャパンプレミアが都内で開催され、主演の阿部寛さんをはじめ、生見愛瑠さん、吉田鋼太郎さん、そして主題歌を担当するPerfume(あ~ちゃん、かしゆか、のっち)と渡辺一貴監督が一堂に会しました。この作品は、韓国で大ヒットを記録した映画『テロ,ライブ』を原作に、日本独自のサスペンス要素を取り入れたリアルタイム型のエンターテインメントです。

阿部寛、初のキャスター役に挑戦

阿部寛さんは今回、元人気キャスターの折本眞之輔役を演じ、爆弾事件に巻き込まれる生放送の中で、犯人との緊迫した交渉を繰り広げます。阿部さんはこの役について、「過去最高のセリフ量」であると語りつつ、アナウンサーの言葉が意外と覚えやすかったことに驚いたと述べました。これは、緻密に構築された脚本が彼の演技を支えた結果でしょう。

Perfume、映画出演と舞台裏のエピソード

Perfumeは本作の主題歌を担当するだけでなく、本人役での出演を果たしました。撮影現場の雰囲気について、かしゆかさんは「音楽の現場と違い、緊張感が漂っていた」と述べ、普段とは異なる現場の空気に圧倒された様子を語りました。あ~ちゃんさんものっちさんも、普段とは異なる環境での撮影に緊張したと明かしています。

舞台挨拶では、Perfumeから阿部さんに対する無茶振りが話題となりました。かしゆかさんが「4人で自己紹介したい」という提案に、阿部さんは照れながらも応じ、「かしゆかです!」「あ~ちゃんです!」「のっちです!」と続けて「寛です」と自己紹介を披露し、会場を沸かせました。このような場面は、映画の緊迫した内容とは対照的で、観客に微笑ましい一面を提供しました。

生見愛瑠、初のアナウンサー役に挑戦

モデルで俳優の生見愛瑠さん、通称「めるる」は、新人アナウンサー役として映画に登場します。彼女にとってアナウンサー役は初挑戦であり、滑舌の難しさやカメラ目線での演技に苦労したと振り返ります。しかし、彼女の自然体の演技は、映画の緊張感を引き立てる重要な要素となりました。彼女の挑戦は、今後のキャリアにおいても大きな一歩となるでしょう。

吉田鋼太郎、阿部寛への出演交渉

イベント中、吉田鋼太郎さんは、阿部さんが主演したドラマ『VIVANT』への出演を希望し、阿部さんにTBSへの口添えを頼むというユーモラスな場面もありました。これに対して阿部さんは「言っておきますよ」と快く応じ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。このようなやり取りは、俳優同士の信頼関係だけでなく、映画の制作チームの和やかな雰囲気をも映し出しているでしょう。

映画『ショウタイムセブン』は、2月7日に全国公開されます。緊迫したサスペンスと、舞台裏の心温まるエピソードが交錯するこの作品は、多くの観客を魅了すること間違いありません。阿部寛さんやPerfume、生見愛瑠さんらの新たな一面が見られる本作は、今後の日本映画界における重要な作品となることでしょう。

[松本 亮太]

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