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2025年01月24日 11時20分

銀杏BOYZ、アメリカ西海岸ツアーで新たな挑戦!EP『ぶるぶる』もリリース

銀杏BOYZ、アメリカ西海岸ツアーで新たな挑戦

アメリカでの挑戦:銀杏BOYZの戦略

銀杏BOYZは、2003年に結成されて以来、日本で根強い人気を誇っていますが、今回のアメリカツアーで、彼らは新たな市場への進出を試みます。ツアーは2025年3月28日から開始され、シアトル、リノ、サンノゼ、バークレー、ロサンゼルスといったアメリカ西海岸の主要都市を巡ります。これらの都市は、それぞれ独自の音楽文化を持ち、特にロサンゼルスは多様な音楽シーンが共存する場所として知られています。

このツアーに参加するゲストバンドには、カリフォルニア州のサンノゼで活動しているロックバンド「Shinobu」をはじめ、Star 99やSunday Cruise、SUPERWORLDなどが名を連ねています。これにより、銀杏BOYZは現地の音楽ファンに対するリーチを広げ、アメリカのインディー音楽シーンにおける存在感を高めることが期待されています。

EP『ぶるぶる』がもたらすもの

ツアーに合わせてリリースされるUS盤12インチEP『ぶるぶる』は、ロサンゼルスのパンクレーベル「LAUREN RECORDS」から発売されます。収録曲には、「Juventus(若者たち)」や「Angel Baby(エンジェルベイビー)」といった代表曲に加え、未発表バージョンの「Nikaisen(二回戦)」が含まれています。これらの楽曲は、銀杏BOYZの多面的な音楽性を感じさせる内容であり、彼らの音楽が持つエネルギーと感情性をアメリカのリスナーに伝える役割を果たします。

音楽シーンの多様化と国際化の流れ

銀杏BOYZのような日本のアーティストがアメリカで活動を展開することは、音楽シーンの国際化を象徴する動きです。これまでにも、アジアのアーティストがアメリカで成功を収めた例はあり、BTSやBLACKPINKなどのK-POPアーティストがその代表です。これらの成功は、アジアの音楽が世界的に認知されるきっかけとなり、銀杏BOYZにとっても期待が高まるところです。

アメリカにおける音楽シーンの多様化は、異なる文化背景を持つアーティストが新たな視点を提供し、リスナーに新しい音楽体験をもたらすことを可能にします。銀杏BOYZの音楽がどのようにアメリカの音楽ファンに響くかは、彼らの今後の活動に大きく影響を与えるでしょう。

銀杏BOYZのアメリカ西海岸ツアーとEP『ぶるぶる』のリリースは、彼らにとっての新たな一歩であり、国際的な音楽市場での存在感を高めるための重要な試みです。これからの動向に、ますます期待が寄せられます。

[伊藤 彩花]

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