スポーツ
2025年01月26日 16時00分
アンソニー・デイビス、レイカーズに「もう1人のビッグマン」を要望
アンソニー・デイビスの訴え:ロサンゼルス・レイカーズに必要な「もう1人のビッグマン」
デイビスは、2020年にレイカーズがリーグ優勝を果たした時の成功を例に挙げ、当時の構成がいかに効果的であったかを強調しています。ジャベール・マギーとドワイト・ハワードの2人がセンターとしてチームに貢献したことで、デイビス自身はパワーフォワードとして輝きを放つことができました。このシーズンの成功体験を基に、デイビスは再び同様のチーム構成が必要であると考えているのです。
レイカーズの現状とデイビスのパフォーマンス
今シーズン、レイカーズはレブロン・ジェームズとのコンビで24勝18敗という成績を収め、ウェスタン・カンファレンス5位につけています。しかし、デイビスが指摘するように、センターポジションの厚みには不安が残ります。現在、213cmのジャクソン・ヘイズが唯一のビッグマンとして存在していますが、平均5.3得点、3.9リバウンドという数字は、デイビスを後押しするには不足していると見られます。
デイビス自身のパフォーマンスは非常に安定しており、今シーズンは平均25.6得点、11.8リバウンド、2.2ブロックを記録しています。彼の怪我に対する懸念もある中で、これまで39試合に出場し、チームを支え続けています。彼の活躍は、レイカーズが勝利を重ねる上で欠かせない要素となっています。
未来への展望とトレード市場の動向
ウエスタン・カンファレンスは、オクラホマシティ・サンダーやヒューストン・ロケッツといった強豪がひしめく中、レイカーズがいかにしてこの競争を勝ち抜くかが問われています。デイビスとレブロン・ジェームズの意欲は高く、彼らがもう一度リーグの頂点に立つためには、さらなる戦力の充実が不可欠です。
デイビスとレイカーズの挑戦
[中村 翔平]