多井隆晴の驚愕の食生活とMリーグの熱戦!鈴木優の“戦闘力”も話題
多井隆晴の意外すぎる食生活とMリーグの微妙なバランス
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の舞台裏で、渋谷ABEMASの多井隆晴が驚くべき食生活を告白した。彼は「家でご飯を食べたことがない」と語り、365日外食、週の半分はロケ弁という生活スタイルを送っているという。この「ロケ弁生活」は、彼の多忙なプロ雀士としての活動を象徴している。多井の話題を受けて、彼のチームメイトである松本吉弘が、多井の大好きな鳥専門の弁当屋「蒲田 鳥久」のつくね弁当を差し入れたエピソードも注目を集めた。
この食生活は、彼のライフスタイルだけでなく、Mリーグという舞台の過酷さも示している。Mリーグは、2018年に発足し、現在9チームが各96試合を戦い、その中から上位6チームがセミファイナルシリーズへ進出するという、非常に競争の激しいリーグだ。選手たちは、膨大な試合数をこなしつつ、集中力を維持する必要がある。そのため、外食やロケ弁が日常となるのも理解できる。
鈴木優の“戦闘力”とMリーグの緊張感
一方、昨期MVPの鈴木優が見せた驚異的なパフォーマンスも話題を呼んでいる。南場の親番で、一撃で場を制するその姿は、まさに「スカウターがぶっ壊れるレベルの戦闘力」と称された。彼の粘り強さは、どんなに不利な状況でも諦めない姿勢を示している。7500点持ちのラス目から、リーチ・一発・ツモ・平和・ドラ・裏ドラの1万8000点を手にした彼の一撃は、対局者たちを顔面蒼白にし、視聴者から大歓声を巻き起こした。
鈴木の活躍は、Mリーグが単なる技術の競い合いではなく、精神力や戦略的思考が試される舞台であることを再確認させる。彼のような選手がいることで、Mリーグはさらに魅力的なものとなり、視聴者も目が離せない。
白鳥翔の価値ある1勝とABEMASの挑戦
そして、渋谷ABEMASの白鳥翔が見せた特大トップも、Mリーグのダイナミズムを象徴している。彼は5回のリーチでアガリ8発という圧倒的なパフォーマンスを見せ、試合後には「レギュラーシーズンで敗退するつもりはない」と、チームのプライドをのぞかせた。ABEMASは現在8位と厳しい立場にあるが、白鳥の勝利は、チームにとって希望の光となる1勝だった。
白鳥の言葉からは、Mリーグの過酷な競争の中で、1つの勝利がどれほど重要であるかが伝わってくる。特に、シーズン中盤戦での勝利は、チームの士気を高め、今後の試合への弾みとなる。彼の勝利は、ABEMASが下位からの巻き返しを図るための大きな一歩となるだろう。
まとめに、Mリーグは技術だけでなく、選手たちのライフスタイルや個々のドラマが絡み合う舞台であることが明らかになった。多井のユニークな食生活、鈴木の圧倒的な戦闘力、そして白鳥の価値ある勝利は、Mリーグの多様性と魅力を示している。選手たちが織り成す物語は、今後も私たちを魅了し続けることであろう。観戦する側としては、彼らの戦いを見守りつつ、次の予期せぬドラマを楽しみにしたいところだ。
[佐藤 健一]