エンタメ
2024年12月02日 11時40分

トリンドル玲奈の新しいフェーズ: 結婚、事務所移籍、そしてベリーショートの挑戦

トリンドル玲奈、人生の「新しいフェーズ」への旅

東京の六本木ヒルズアリーナで行われたパルファン・クリスチャン・ディオールの期間限定ポップアップイベント「THE BALL OF DERAMS〈夢の舞踏会〉」に、モデルで女優のトリンドル玲奈が姿を現した。ホワイトの上品なコーディネートに身を包み、幻想的な世界を楽しんだトリンドルは、インタビューで結婚や事務所移籍、さらには大胆な髪型の変化について語った。彼女の2024年は、まるで映画のような一年であった。

ベリーショートで視界が広がる、人生も広がる

「今年は本当にあっという間でした」と語るトリンドルにとって、最大のビッグニュースはベリーショートへのイメチェンだった。ジーン・セバーグの映画に触発され、彼女もまた「やってみたら!? 似合うと思うよ」と美容師に背中を押されて挑戦した。彼女は、「視界が広くなった!」と明るく語り、髪型の変化が人生に新たな視点をもたらしたと感じているようだ。

髪型を変えることは、ただの外見の変化に留まらず、内面的な変革をも引き起こす。特にトリンドルの場合、ベリーショートにすることで、ファッションや美容に対するアプローチも変わったという。すべてが見えるようになったことで、自分に合うものを探すことが楽しくなったと彼女は言う。この変化は、まるで長かった前髪が彼女の視界だけでなく、人生の展望をも遮っていたかのようだ。

「山本玲奈」という新しいアイデンティティ

今年1月、俳優の山本直寛との結婚を発表したトリンドル。新しい苗字「山本」は、彼女にとって特別な意味を持っている。子どもの頃から漢字の苗字への憧れを抱いていた彼女は、「『山本玲奈だ!』って」とウキウキした様子で語る。苗字の変化は、彼女にとって新たなアイデンティティの獲得を意味している。

結婚生活において、彼女は料理をすることの楽しさも発見している。自分のために作る料理とは異なり、家族のための料理には愛情が込められる。彼女は、「スーパーに行くのもすごく楽しくて」と語り、日常の小さな喜びを大切にしている。これらの変化は、彼女が日々の生活をどれほど豊かに感じているかを物語っている。

事務所移籍で心機一転、女優としての新たな挑戦

11月、15年間所属していたプラチナムプロダクションからアミューズへの移籍を発表したトリンドル。彼女は「心機一転、これからまたお芝居だったり、舞台もやりたいなと思っている」と意欲を見せている。新しい事務所での活動は、彼女にとって新たな挑戦の場となるだろう。

彼女の女優としてのキャリアは、2009年にモデルとしてデビューして以来、多岐にわたる活動を続けてきた。ドラマや映画、舞台などでの経験を積み重ね、彼女の演技力は磨かれてきた。新しい環境での活動により、彼女の女優としてのポテンシャルがさらに引き出されることが期待される。

未来への期待と、日常の楽しさ

ホリデーシーズンが近づく中、トリンドルは「最近白米にすごくハマっていて」と語り、クリスマスシーズンも引き続きお米を楽しむ予定だという。彼女は「漬け丼を食べようと思って、アジを漬けてきました!」と、日常の小さな楽しみを大切にしている。

トリンドル玲奈の2024年は、変化と挑戦に満ちた一年であった。結婚によって新たな家族ができ、事務所移籍によって新たなキャリアのスタートを切った彼女。ベリーショートという大胆なイメチェンを経て、彼女は視界も人生も広がった。これからの彼女の活躍に、ますます期待が高まる。彼女の人生は、まるで一冊の本のように、ページをめくるたびに新しい物語が広がっている。

[佐藤 健一]