有吉弘行、紅白司会で新たな肩書きと父親としての誇りを語る!
有吉弘行、紅白司会への意気込みと新たな肩書きの誇り
有吉は、かつて「ヒッチハイク」「一発屋」といった肩書きに悩まされていた。しかし、昨年の紅白司会を経て初めて「これだ!」と思える肩書きを手に入れたという。「紅白司会」という肩書きは、まるで古びたスーツケースに新しいステッカーを貼り付けるようなもので、有吉のキャリアに新たな色彩を加えている。
紅白司会、父親としての誇りと歌の力
今年、有吉は新たに父親となり、0歳の我が子にも紅白を見せたいと語る。「ほぼ意識ないでしょうけど(笑)」と冗談めかしながらも、父親としての誇りを感じている様子だ。紅白の舞台での司会は、かつてなかったほどの緊張感があるとしながらも、「今年はもっと楽しみたい」と意気込む。
紅白のテーマ「あなたへの歌」に関連し、有吉は子育てにおける歌の力を実感している。子供が夢中になる『おかあさんといっしょ』の「からだ☆ダンダン」は、彼が子育て中に最も頼りにしている曲だという。有吉の子供への愛情は、彼自身のユーモラスな語り口からも伝わってくる。「僕の言うことなんか何も聞かないけど、歌っている時だけ僕を見てくれる」というエピソードは、多くの親が共感できるものだろう。
紅白の新たな風、初出場のアーティストたち
今年の紅白では、41組の出場歌手の中から10組が初出場を果たす。紅組からはILLIT、tuki.、ME:Iが、白組からはOmoinotake、Creepy Nuts、こっちのけんと、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_i、新浜レオンが初出場となる。彼らの新しい風が紅白にどのような影響を与えるのか、楽しみでならない。
司会者たちの意気込みとお互いの印象
インタビューでは、それぞれの司会者が意気込みを語った。有吉は「緊張を楽しむ」とし、橋本は「日本中が明るく楽しく年越しできるように頑張りたい」と意気込む。伊藤は「自分が司会を務めることが奇跡のようだ」と述べ、鈴木アナは「華やかな場面もあれば、じっくり振り返る時間もある」と紅白の多様性を強調する。
また、司会者たちがお互いをどのように見ているかという話題も興味深い。橋本は有吉を「温和でニコニコしている」と表現し、伊藤は「いたずらっ子のようだが、すごく楽しそうに笑う」と述べる。有吉は「2人ともタフなお酒好き」とユーモアたっぷりに語り、チームとしての連携が期待できる。
音楽は時として薬のように人々を癒し、困難を乗り越える力を与えてくれる。2024年も自然災害や社会問題が多くの人々を悩ませてきたが、紅白の舞台から届けられる歌が、少しでも明るい未来への希望を灯してくれることを願うばかりだ。紅白が持つ力は、まさに時代を超えて人々をつなぐ音楽の力そのものだ。
[中村 翔平]