国際
2024年12月08日 10時00分
パリで歴史的対談!トランプ、マクロン、ゼレンスキーが平和への道を探る
パリでの歴史的対談:トランプ氏、マクロン氏、ゼレンスキー氏が平和への道筋を模索
世界のリーダーが集うパリ、ノートルダム大聖堂再開式典の影で
この会談は、パリ・ノートルダム大聖堂の再開式典にあわせてマクロン大統領が提案したもので、トランプ氏は各国の首脳とともにこの式典にも出席しました。式典の豪華さを背景に、政治の舞台裏では一層の緊張感が漂っていました。トランプ氏は、式典の合間に英国のウィリアム皇太子と会談し、さらにはポーランドのドゥダ大統領やイタリアのマッタレッラ大統領とも言葉を交わしたと報じられています。
「力を通じた平和」は可能か:ゼレンスキー氏の思い
ゼレンスキー大統領は、会談後にX(旧ツイッター)で「力を通じた平和は可能」とのメッセージを投稿しました。彼は、「我々は共に取り組み、接触を続けることで合意した」とし、戦争を早期に終わらせるための道筋を探る決意を示しました。トランプ氏との握手の写真を投稿し、「トランプ氏は常に毅然としている。私は感謝している」との感想も添えられました。この発言には、トランプ氏が掲げる「力による平和」という理念に対する一定の理解が感じられます。
トランプ氏のスタンス:世界は「少しおかしくなっている」
平和と安全保障に向けた新たな一歩
マクロン大統領もまた、Xに「平和と安全保障のために共に努力を続けよう」と投稿し、建設的な会談であったことを強調しました。フランスは長らく欧州の外交の舞台で重要な役割を果たしており、今回の会談もその一環として、国際社会の安定に寄与するものと期待されています。
国際社会の期待と課題
トランプ氏、マクロン氏、ゼレンスキー氏の3者会談は、その場の限られた時間内で全てを解決することはできなかったかもしれませんが、少なくとも国際社会に新たな希望の光をもたらしました。これからの道のりは決して平坦ではないでしょうが、パリでのこの会談は、平和への第一歩として歴史に刻まれることになるでしょう。
[高橋 悠真]