大谷翔平夫妻、ロサンゼルスでNBA観戦！「スターの風格」にSNSが熱狂

ロサンゼルスの夜、大谷夫妻がNBA観戦で魅せた「スターの風格」

ロサンゼルスの夜、エンターテインメントの中心地であるこの街に、また新たな話題が生まれた。MLBロサンゼルス・ドジャースのスーパースター、大谷翔平が、妻の真美子さんと共に、NBAのレイカーズ対トレイルブレイザーズ戦を観戦したのだ。彼らの登場はまさに予想外で、会場のファンや関係者、さらにはSNSの中で話題となった。NBAの試合会場で、まさに「ハリウッドスター」の風格を見せつけた大谷夫妻は、観客席での佇まいからもその存在感を放っていた。

大谷夫妻の観戦は、まるで映画のワンシーンのようだった。会場の大型ビジョンに映し出された二人は、後ろの席の人々からのアドバイスで自身が映っていることに気づき、にこやかに手を振った。それはまさに、普段の野球場で見せる真剣な表情とは違い、リラックスした一面を見せた瞬間だった。SNS上でも「彼らが街でリラックスしているみたいで良かった」という声が多く、ファンたちはこの普段とは異なる彼の姿に親しみを感じたようだ。

後払い契約の舞台裏——ドジャースの「巧妙」なマネジメント

大谷のMLBでの地位は、彼のプレーだけではなく、その契約内容にも表れている。彼はドジャースと10年7億ドル（約1050億円）という巨額の契約を結んでいるが、そのうち6億8000万ドル（約1020億円）は後払いとして設定されている。この後払い契約は、ドジャースが今オフに獲得したブレイク・スネル投手にも適用され、彼の契約の一部も後払いとなっている。

この契約形態に対しては賛否両論があるものの、サンディエゴ・パドレスのマイク・シルト監督は「ルールに則ったもので、彼らはそれを理解している」として、批判を避ける姿勢を見せた。これは、ドジャースがリーグの規制をうまく利用していることを示しており、財政的な柔軟性を保ちながらもチームの戦力を維持する巧妙さが垣間見える。

大谷夫妻の「新婚オーラ」がファンを魅了

その夜の会場では、大谷夫妻の「新婚オーラ」が一層際立っていた。NBAの公式Xで公開された動画では、客席で仲良く話す二人の様子が映し出され、それを見たファンからは「新婚っぽさがめちゃくちゃ出てるｗ」といった声が上がった。まるで、二人がハリウッドのロマンティックコメディの主人公のように、自然体で微笑み合う姿が印象的だった。

試合中には、同じ日本人選手である八村塁がシュートを決めるたびに、二人で拍手を送る様子も中継され、観客も彼らと一緒にその瞬間を楽しんだ。大谷夫妻の観戦は、単なる試合観戦以上のものとなり、まるでスポーツとエンターテインメントが融合した特別な時間を作り出していた。

この日の大谷夫妻の姿は、野球という枠を超え、スポーツ全体における彼の存在感を示すものであった。彼のプレーが野球ファンを魅了するのと同様に、その人間的な魅力が広く認知されるきっかけとなったのだろう。彼らのような存在がいることで、スポーツ界全体がより多様で、エキサイティングなものになっていることは間違いない。

［鈴木 美咲］