高野洸、音楽と演技の二刀流で新たなステージへ!5周年ライブツアー開幕!
高野洸、音楽と演技の二刀流でさらなる高みへ
5年前、音楽界に新たな風を吹かせた一人の若きアーティストが、今ではスターダムを駆け上がっている。俳優であり歌手でもある高野洸が、東京・品川ステラボールで「高野洸 5th Anniversary Live Tour『mile』~2nd mile~」を華々しくスタートさせた。彼のこれまでの軌跡は、まさに多才な才能の集大成である。
高野洸は2019年にソロとして音楽活動を開始し、今年はその5周年を記念して、全国5都市を巡るライブツアーを開催。このツアーは彼の新アルバム「Advance」を引っ提げ、全21曲を披露する大規模なものだ。ステージでは彼の代表曲「zOne」や「バルーン」が披露され、観客を熱狂させた。
クリエイティブの進化と舞台での成長
高野洸の音楽キャリアの初期を振り返ると、彼がどれほど進化したかがよくわかる。彼は「最初のころの曲や歌を見て『コレは違うだろ』と思うこともある」と語り、クリエイティブに対する自らの成長を感じているという。作曲や作詞に積極的に関わることで、彼は細部にわたるまで自身の音楽に磨きをかけてきた。
俳優としても、彼は今年8本のドラマに出演し、その中で特に印象的な役柄を演じた。例えば、ドラマ「過保護な若旦那の甘やかし姫」では、彼の演技が歌唱にも影響を与え、より表現豊かなパフォーマンスを可能にしている。「ドラマに出ることで繊細なところも感じ始めたし、歌唱の仕方やアレンジなども、以前よりも考えるようになった」と高野は語る。音楽と演技の境界を越え、彼はさらなる高みを目指している。
ファンとの共鳴とさらなる挑戦
ライブでは、新旧のファンが彼の成長を感じ、共鳴する場となった。高野洸は、観客に「余韻を持って帰ってもらいたい」と願い、心に残るライブを目指した。特に彼が過去に「妖怪ウォッチ」の初代エンディングテーマ「ようかい体操第一」を担当したことから、彼の音楽キャリアの始まりを知るファンにとっても感慨深いものがある。
また、彼は追加公演がLINE CUBE SHIBUYAで行われることを発表し、「歴史ある会場でやらせていただけることがすごくうれしい」と語った。彼にとって、このような大きな舞台での公演は、さらなる挑戦の一歩となる。彼の次なる目標は、アリーナ公演だと語り、そこに至るまでの道のりにも期待が高まる。
高野洸が描く未来
彼の5年間の成長を振り返ると、「行動に移したこと」が最大の変化だと彼自身は語る。作曲も作詞も、彼の手によるものであり、彼のクリエイティブな野心は止まらない。彼は「化」という漢字を今年の振り返りとして選び、変化を恐れず、新たな自分を見つけることに意欲を燃やし続けている。
高野洸の音楽と演技の二刀流は、ファンだけでなく業界にも新たな風を吹き込んでいる。その才能と情熱は、これからも彼を新たなステージへと誘うだろう。彼が次にどんな驚きを見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。
[松本 亮太]