Wiennersの「GAKI」が音楽シーンに新しい風を!『GAKI TOUR 2025』もスタート!
Wiennersの新曲「GAKI」が放つ無鉄砲な魅力、そしてツアーの幕開け
銀河系パンクバンドWiennersが新曲「GAKI」を1月15日に配信リリースする。この楽曲は、ハードコアサウンドとEDMを融合させた「デジタルパンクチューン」として、Wienners流の斬新なアプローチを見せている。曲のテーマは、怖いもの知らずの子供たちの無鉄砲さと愛おしさを表現した「ワルガキソング」。これは、まるで子供たちが走り回る公園での一場面を切り取ったかのような、エネルギーと自由が溢れる一曲だ。
バンドを率いる玉屋2060%は、曲に込めた思いを「かけっこムテキ。それだけでどんな奴もワンパンでぶっ倒せそうな全能感で身体中が満たされていく」と語る。無鉄砲で、まだ「ケツの青い」子供たちが変声期前の声でキャンキャンわめきながら、痛い目を見るまで調子に乗る姿は、どこか微笑ましい。彼らのエネルギーは、パンクとハードコア、そしてEDMの爆音と共に、3時のおやつと炭酸ジュースで乾杯するような無邪気さを帯びている。
全国12カ所を巡る『GAKI TOUR 2025』がスタート
Wiennersはこの新曲を引っ提げて、2月1日から全国12カ所を巡る『GAKI TOUR 2025』を開催する。千葉公演を皮切りに、東京、兵庫、広島、福岡、静岡、宮城、北海道、茨城、愛知、大阪、東京と続くツアーは、各地で対バンゲストと共に行われる予定だ。ライブでの対バン相手はまだ発表されていないが、この未知数のコラボレーションに期待が高まる。
チケットの先行抽選受付は12月22日までで、多くのファンがこの機会を逃さないようにと、既に殺到している。Wiennersの音楽は、ライブハウスの熱気と共に、観客の心を揺さぶることだろう。
アサミサエのソロプロジェクト「iro(イロ)」の始動
Wiennersのボーカル&キーボードを務めるアサミサエが、ソロプロジェクト「iro(イロ)」を始動することを発表した。18日には2曲の新曲「Charm」と「幻より」を配信リリースする予定だ。ソロプロジェクトでは、バンドでの天真らんまんな歌声から一転、透き通った柔らかさと芯の強さを響かせる。
「iro」という名前には、「歌うことは塗り絵のようであり、言葉に色をつける感覚である」という思いが込められている。アサミサエは「人の心に色をつけるように歌い、感情を動かしたい」という意志を明かしている。
表題曲「Charm」は、「自分と音楽の関係性を示す曲」であり、「音楽は自分の“魅力”を引き出すための“お守り”である」と語る。この曲では、音楽と共に過ごす全ての人たちに向けて、「魅力」と「お守り」という二つの意味を掛け合わせたメッセージを伝えている。
音楽シーンに新たな風を吹き込むWiennersとアサミサエ
Wiennersの「GAKI」は、子供の無鉄砲さを象徴するような無限のエネルギーと、ハードコアとEDMの融合という新しい試みで、音楽シーンに新たな風を吹き込む。加えて、アサミサエのソロプロジェクト「iro」は、彼女が持つ音楽的な多様性と深みを示す重要な一歩だ。
「GAKI TOUR 2025」が始まることで、Wiennersのライブパフォーマンスがさらに多くの人々を魅了するだろう。また、アサミサエのソロ活動が、彼女の音楽的な幅を広げ、新たなファン層を開拓する可能性を秘めている。
音楽の世界では、常に新しい才能とスタイルが登場し、リスナーの心を掴んで離さない。Wiennersとアサミサエの活動は、その一例として、多くの人々に刺激を与え続けることだろう。彼らの未来に期待しつつ、その革新的な音楽を楽しみに待ちたい。
[鈴木 美咲]