経済
2024年12月13日 06時50分

トヨタGRブランド、スポーツカーの新時代へ!2025年モデルに期待高まる

トヨタGRブランド、スポーツカーの新時代を切り開く

トヨタのGR(ガズー・レーシング)ブランドが、2025年から2026年にかけてスポーツカーの新しい時代を切り開くことになりそうだ。ボジョレーの新酒のように、来年は「GRの当たり年」となることが期待されている。なんと、700馬力を超えるスーパースポーツモデルから、往年の名車の復活まで、幅広いラインナップが予想されているのだ。

まず、2025年にはGRヤリスとカローラのGRMN仕様が登場する。GRヤリスはすでにモータースポーツのノウハウが詰め込まれたモデルとして高い評価を受けているが、GRMN仕様ではさらなる性能向上が図られるだろう。これに続き、GR86のフルモデルチェンジが予定されている。トヨタのスポーツカー愛好家には、この2台の進化を待ちわびる声が多い。

2026年、伝説のモデルたちが復活

2026年には、セリカGT-FOURとMR2の復活が予定されており、このニュースは多くの車好きにとって夢のような話である。セリカGT-FOURは直4、2Lターボエンジンを搭載した純ガソリンエンジン車として登場すると見られ、往年のファンには嬉しい知らせだ。一方、MR2の後継には1.6Lターボ説と2Lターボ説があり、いずれにせよ、軽量かつ俊敏な走りが期待される。

スープラ、次なるステージへ

一方、トヨタのフラッグシップスポーツカーであるスープラもまた、新しい展開を迎えようとしている。現行のGRスープラA90は、BMWとの共同開発で復活を果たしたが、次期モデルの詳細は未だ不明である。しかし、SNS上ではトヨタ独自の開発を望む声が多く、「純粋なMADE BY TOYOTA」を期待するファンが多い。次期スープラは2027年に登場すると噂されており、ハイブリッドモデルやBEVとしての開発も検討されているようだ。

興味深いことに、次期スープラの噂には「GRカローラのエンジンを縦に2個繋いで直6ツインターボ3.2リッター608PS」といった夢のようなコメントも飛び交っており、ファンの創造力は尽きることがない。

GRヤリス、さらなる高みへ

GRヤリスは、トヨタのスポーツカーを「取り戻す」ために開発されたモデルとして、すでに多くの支持を集めている。そんなGRヤリスをさらに高性能化するため、トムスは新たなエキゾーストシステム「トムス・バレル」を開発した。俊敏な吹け上がりとフラットなトルク特性を持つこのシステムは、迫力あるサウンドと軽量化を実現し、走りをさらに研ぎ澄ませる。

この新しい装備により、GRヤリスはまるで「高性能の翼を持つ猛禽類」のように、地上を自在に駆け巡ることができるだろう。高い走行安定性と圧倒的な加速性能を兼ね備えたGRヤリスは、まさにトヨタのスポーツカーの未来を象徴する存在である。

トヨタGRブランドの新しいラインナップは、ただ単にスピードやパワーを追求するだけでなく、車好きの心を捉える「夢と情熱」を込めたものである。これからの数年間、トヨタのスポーツカーシーンは、まるで春の訪れを告げるかのように、華やかに彩られることだろう。

[佐藤 健一]

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