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2024年12月13日 10時20分

キヤノンITSがクラウドセキュリティ革命!CNAPPサービスで新時代へ

キヤノンITS、クラウドセキュリティの新境地を切り開く「CNAPPサービス」開始

クラウドが私たちのデジタル生活の一部としてしっかりと根を下ろしている現代、企業にとってクラウドセキュリティの重要性は日に日に増しています。キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は、クラウドセキュリティの新たな扉を開くべく、Cloud Native Application Protection Platform(CNAPP)を用いたマネージドサービス「CNAPPサービス」を発表しました。

この新サービスは、英Cyscale社のCNAPPツール「Cyscale」を活用して、クラウド環境の設定を一元管理し、セキュリティリスクを継続的に診断するものです。例えば、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudなどの主要なクラウドプラットフォームに対応し、ユーザーのクラウド環境を一手に監視。診断結果は独自のスコアで評価され、ユーザーにわかりやすいレポートが提供されます。

クラウドセキュリティの重要性が増す背景

クラウドサービスが普及するにつれ、企業の情報資産はますますクラウドに集約されるようになってきました。これにより、クラウドを狙ったサイバー攻撃も増加の一途をたどっています。さらに、クラウドサービスの設定ミスが原因で情報漏えいが発生するケースも少なくありません。悪意ある攻撃者は、まるで砂漠で水を探す旅人のように、脆弱な設定を狙っているのです。

キヤノンITSのCNAPPサービスの特色

キヤノンITSのCNAPPサービスは、クラウドセキュリティの課題に直面する企業に対し、包括的なソリューションを提供します。サービスは2つのプランが用意されており、顧客のニーズに応じて選択可能です。

Managedプランは、毎日1回の設定診断を行い、継続的に顧客のセキュリティリスクを可視化。さらに、月次レポートやアラート通知を提供し、初期診断報告会も実施します。これにより、顧客は常に最新のセキュリティ状況を把握できるため、安心感を得られるでしょう。

一方、Spotプランは、単発で設定診断レポートと報告会を行うもので、セキュリティ予算やクラウド利用状況に応じて柔軟に対応可能です。価格はManagedプランが月額35万円から、Spotプランが1回40万円からとなっています。

未来を見据えたクラウドセキュリティの展望

キヤノンITSは、ITインフラサービス「SOLTAGE」を通じて、クラウドセキュリティをはじめとする多様なサービスラインアップを拡充し続けています。クラウド環境が進化し続ける中、企業はその変化に対応し、巧妙化するセキュリティリスクから重要なデータを守ることが求められます。

今後、CNAPPのようなツールの需要はさらに高まることが予想されます。企業はオンプレミス環境からクラウドへと移行を進める中で、セキュリティリスクを未然に防ぐためのプロアクティブな対策が不可欠です。

キヤノンITSのCNAPPサービスは、まさにそのニーズに応えるものであり、企業のクラウドセキュリティ強化に大きく貢献するでしょう。まるで目の前に広がる未踏の地を探検するように、企業はクラウドセキュリティの新たな可能性を追求し続けることになるのです。

[山本 菜々子]

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