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2024年12月13日 12時20分

NTTドコモ、モトローラ「razr 50d」登場!環境に優しいスマホが話題に!

NTTドコモ、モトローラ「razr 50d」を18年ぶりに再登場:その価格設定と環境配慮が生み出す新たな価値

NTTドコモは12月19日、モトローラ製の折りたたみスマートフォン「motorola razr 50d M-51E」を発売すると発表しました。価格は11万4950円ですが、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」を適用し、23カ月目に返却することで、実質的な負担は5万9510円になります。この価格設定は、消費者にとって魅力的な選択肢となり得るでしょう。

ホワイトマーブルの美しさと環境への配慮

razr 50dの最大の特徴は、そのホワイトマーブルカラーと環境に優しい素材の使用です。ボディには天然繊維素材「アセテート」が採用され、その表面には大理石のようなテクスチャが施されています。この素材は、綿や木材パルプから作られるもので、製造工程の特性により、マーブル模様で1台1台が異なる表情を持ちます。これにより、ユーザーはまるで自然の芸術品を手にしたかのような感覚を味わうことができます。

さらに、個装箱には竹とサトウキビを原料とした生分解性素材が使用されています。この素材は土に還元され、プランター栽培の肥料としても活用可能です。これらの取り組みにより、razr 50比でCO2排出量を約4%削減することに成功しました。モトローラは、親会社のLenovoとともに、今後も環境配慮型の製品を展開していく方針です。

ドコモサービスとのシームレスな統合

razr 50dは、d払いなどドコモのサービスとの連携が強化されています。特にd払いは、電源キーを2回押すだけで起動できるようになっており、折りたたんだまま外側画面でバーコード決済を完結できる仕組みが採用されています。これにより、ユーザーは手軽に決済を行うことができ、日常生活の中でスマートフォンがますます重要な役割を果たすことが期待されます。

また、GoogleのAIアシスタント「Gemini」も外側画面から操作できるようになっています。カメラは本体を2回ひねるジェスチャーで起動できるなど、直感的な操作が可能です。これにより、ユーザーはスマートフォンをよりスムーズに使いこなすことができるでしょう。

高性能と実用性を兼ね備えた折りたたみデザイン

razr 50dの内側には6.9型の有機ELパネルが搭載され、2640×1080ピクセルの解像度と120Hzのリフレッシュレートが実現されています。さらに、独自開発の「しずく型ヒンジ」により、折り目を目立ちにくくする工夫が施されています。これにより、ユーザーは折りたたみスマートフォンのデザインを楽しみながらも、視覚的なストレスを感じることなく使用することができます。

耐久面ではIPX8の防水性能も確保されており、急な雨や水回りでの使用も想定されています。また、カメラは広角5000万画素と超広角1300万画素のデュアルカメラ構成で、高画質な写真撮影をサポートします。AIが手ブレを自動検知して補正を調整する「適応型手ブレ補正」や、折りたたみならではの撮影機能も備えています。

市場におけるポジションと期待

razr 50dは、NTTドコモの新たな目玉製品として、折りたたみスマートフォン市場に新風を吹き込むことが期待されています。環境に配慮した素材の採用と、ドコモサービスとのシームレスな連携が特徴のこの製品は、消費者にとって新たな価値を提供するものとなるでしょう。

[高橋 悠真]

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