「私たちが恋する理由」最終章に向けて、キャストの絆と成長が熱い！

「私たちが恋する理由」最終章に向けて、キャストの絆と成長

テレビ朝日のオシドラサタデー枠で放送中の「私たちが恋する理由」が、ついにクランクアップを迎えた。この作品は、恋愛マンガの大賞を受賞したma2さんの同名作品を実写化したもので、菊池風磨、久間田琳加、七五三掛龍也らが出演。オフィスを舞台に3組のカップルが織りなす“大人のピュア恋”を描き、視聴者の心をつかんでいる。

菊池風磨が演じた黒澤智也は、寡黙でクールな役柄。普段はアドリブを駆使する彼だが、今回はそのアドリブを封印し、役に深く没入したという。「アドリブは大変なんですよ！」と語った彼の言葉には、役者としての真剣な姿勢がにじみ出ている。そして、その結果、視聴者を土曜の夜にキュンキュンさせ、月曜日からの活力に変えたいという思いを持ち続けた。

一方で、久間田琳加はヒロイン・森田葵を演じ、視聴者の皆さんをドキッとさせるシーン作りに奮闘した。彼女は「最終話まで気が抜けませんでした」と笑顔で回想。彼女の努力は、菊池風磨の頼もしい座長としてのサポートによってさらに引き立てられた。久間田にとってこの現場は、同世代の俳優たちと共に作品を作り上げる貴重な経験となった。

「子犬男子」七五三掛龍也の挑戦

七五三掛龍也が演じた坂元凌は、黒髪メガネ姿が特徴的な“子犬男子”。そのビジュアルに挑戦することができたのは、坂元というキャラクターのおかげだと彼は語る。「ピュアで真っ直ぐな彼を演じたおかげで、キラキラ楽しい日々を過ごすことができました」と、役柄への愛を語った。

七五三掛にとって、菊池風磨との再共演は10年ぶりのこと。彼は「風磨くんとは約10年ぶりにがっつり一緒にお仕事をさせてもらいましたが、この現場で改めて風磨くんの優しさを感じました」と、菊池の人間性に感謝の意を示した。彼はまた、菊池に「サシメシをお願いします！」と最後におねだりし、ユーモアを交えながらも、撮影を振り返ることで現場の温かい雰囲気を伝えている。

視聴者を魅了する「大人のピュア恋」

このドラマは、ただの恋愛物語にとどまらず、「付き合う」ことがゴールではなく、付き合ってからの葛藤や紆余曲折を細やかに描いている。久間田琳加は、「さまざまな幸せの形がある中でどういうフィナーレを迎えるのか、ぜひ楽しみにしていただきたい」と視聴者へのメッセージを残した。

結末に向けては、それぞれのカップルに恋の試練が立ちはだかることが予告されている。黒澤が葵に黙って大阪転勤を推薦したことで、ふたりの間に初めての喧嘩が生じる。しかし、彼らの関係がどう発展していくのか、視聴者は固唾を飲んで見守ることだろう。

このドラマでは、キャスト全員が情熱をもって作品に向き合い、視聴者に感動を届けようとしてきた。菊池風磨、久間田琳加、七五三掛龍也らが織りなす魅力的なキャラクターたちは、ドラマの枠を超えて、視聴者の心に深く刻まれていくことだろう。彼らの成長と絆の物語は、まだまだ続く。

［伊藤 彩花］