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2024年12月15日 18時20分

伝説の歌姫中森明菜、ラジオでの復活がXで話題に!

中森明菜、時代を超えてスマホを手にした歌姫の復活劇

歌手の中森明菜が、復帰後初のラジオパーソナリティーとしてニッポン放送の特別番組「中森明菜のオールタイムリクエスト」に出演した。彼女が携帯電話を持ち始めた話題や、私生活の一端を明かす中で、彼女の個性と魅力が再び輝きを放っている。

中森明菜は1980年代に一世を風靡し、数々のヒット曲を生み出した伝説的な存在だが、2010年に体調不良を理由に芸能活動を休止していた。それから数年を経て、彼女はデビュー40周年を迎え、自身の個人事務所を設立。徐々に活動を再開し、ファンの前に姿を現す機会が増えてきた。

スマホデビューとユーモアあふれる私生活

番組中、明菜は「携帯もここ2年近くになります。やっと持てるようになりました」と語り、スマートフォンデビューの遅さを自虐的に笑い飛ばした。共演のミッツ・マングローブから「電話する相手もいないのに」と突っ込まれると、「まさに!」と明菜はユーモアを交えて応じた。このような軽妙なやりとりは、彼女の自然体の魅力を際立たせる。

さらに、明菜は「家ではテレビばっかり見ている」と私生活の一端を明かし、ミッツから「古いテレビデオでしょ?」とからかわれると、「ちゃんと、薄いやつ」と、地デジ化に対応していることを笑顔で説明。テレビデオが何かすら知らない若者たちにとっては、まるで古代の遺物のように聞こえるかもしれないが、これが時代を超えたレジェンドの可愛らしい魅力だ。

緊張の中で見せた涙と感動のファンイベント

7月に開催されたファンクラブイベントで、明菜は「北ウイング」をジャズ風にアレンジして歌唱し、涙ぐむ場面もあった。彼女はイベントを振り返り「最悪でした。緊張のドツボで…」と語るが、その言葉の裏には、久しぶりにファンと直接触れ合うことができた喜びと、ブランクを乗り越えた達成感が隠れている。

このイベントは、彼女がファンとの絆を再確認する場となり、ファンたちもまた彼女を温かく迎え入れた。次に何を歌うか、何を話すかといった緊張感を抱えながらも、彼女はそのすべてをファンの愛情で乗り越えたのだ。

復帰後初のラジオパーソナリティーとしての挑戦

ラジオ番組のパーソナリティーとして、明菜は低い声で「こんばんは、中森明菜です」と挨拶し、リスナーの心をつかんだ。共演者たちとの和やかなやりとりは、彼女が持つ温かみを再確認させるものだった。ミッツ・マングローブが「明菜さん、こんばんは。そして初めまして」と返すと、明菜は「うふふふ」と笑い、垣花正の挨拶に対しても「あはは、すいません。あはは」と笑い声を上げた。この笑い声は、彼女が本当にリラックスして楽しんでいる証拠であり、長年のブランクを感じさせない親しみやすさを持っている。

明菜の復帰は、多くのファンにとって待ち望んだものだった。彼女の声を再び聴くことができる喜びは、音楽好きたちにとっての贈り物であり、彼女の存在がいかに大きな影響を与えているかを改めて実感させる。

[田中 誠]

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