『キン肉マン』完璧超人始祖編Season2が2025年放送開始!音楽界のレジェンドが参戦
『キン肉マン』完璧超人始祖編Season2: 伝説の再来と熱き音楽の共鳴
2025年1月12日、アニメ界に新たな風を吹かせるべく『キン肉マン 完璧超人始祖編Season2』が放送開始を控えています。ただの続編ではありません。これは、歴史ある作品の新たな幕開けであり、ファン待望の音楽がその興奮をさらに盛り上げます。新シーズンのオープニングテーマ「キン肉マン英雄(ヒーロー)」とエンディングテーマ「29(にく)」が発表され、その熱量はまさに火事場のクソ力。音楽が物語をどう彩るのか、早速見ていきましょう。
遠藤正明が歌う「キン肉マン英雄(ヒーロー)」:友情と正義の旋律
オープニングテーマを担当するのは、アニソン界の重鎮、遠藤正明。1997年にテレビアニメ『勇者王ガオガイガー』の主題歌「勇者王誕生!」で一世を風靡し、その後「JAM Project」の一員として数々の名曲を世に送り出してきた彼が、今度はキン肉マンの世界に新たな音楽的命を吹き込みます。
「キン肉マン英雄(ヒーロー)」は、ブラスの力強い音色とクランチの効いたエレキギター、そして熱い鼓動を表すようなドラムンベースのビートが特徴。作詞作曲を手がけたAPPAZIは、「正義超人たちが血と汗を流しながらも、正義と仲間を守るため全力で戦う」その姿を音楽に落とし込んだと語っています。彼の音楽は、まさに友情と正義の象徴であり、アニメを観るファンにその熱を伝えることでしょう。
遠藤自身も「キン肉マンファミリーの一員として認めてもらえるように、全力で歌って行こうと思います!」と語り、彼の情熱が詰まったこの曲が視聴者の心をどのように打つか、期待が高まります。
宮野真守が再び挑む「29(にく)」:ユーモアとノスタルジーの融合
エンディングテーマは、キン肉マン(CV:宮野真守)が歌う「29(にく)」。彼の歌声は、前シーズンでもファンを大いに楽しませましたが、今回はさらに進化した形での登場です。ロカビリー調の80’s RockにEDMの要素をブレンドしたこの楽曲は、牛丼ソングというユニークなテーマで、聴く者をコミカルで軽快なサウンドの世界へと誘います。
宮野は、「楽曲的には、みんなでワイワイ歌いたくなるような、お祭り騒ぎのようなサウンドになっている」と語り、ファンが思わず笑顔になるような仕掛けが詰まっていることを示唆しています。APPAZIによると、歌詞にも原作ファンがニヤリとするようなネタが散りばめられており、音楽を通じての新しい発見が待っています。
伝説と新時代の融合:音楽が紡ぐ『キン肉マン』の新たな物語
『キン肉マン』は、1979年から1987年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、その後も多くの続編やアニメ化を経て、現在に至るまで根強いファン層を持つ作品です。2011年の連載再開以降も、その人気は衰えることを知らず、2020年にはWEB連載もスタートしました。今回のアニメ化は、約32年ぶりとなる『完璧超人始祖編』の続編。前シーズンでは、正義超人軍と完璧超人軍の壮絶な戦いが描かれ、視聴者に大きな感動を与えました。
今回のSeason2では、舞台を鳥取砂丘に移し、さらにスケールアップした戦いが繰り広げられます。正義超人と悪魔超人が手を組むという斬新な設定は、物語だけでなく、その音楽にも大きな影響を与えることでしょう。友情と正義、そしてノスタルジーとユーモアが融合した音楽は、視聴者をさらに深い感動へと誘います。
『キン肉マン』という作品は、ただのヒーロー物語に留まらず、人間の成長や友情の大切さを教えてくれるもの。今回の音楽もまた、キャラクターたちの熱き想いとともに、視聴者の心に深く刻まれることでしょう。遠藤正明と宮野真守、そしてAPPAZIが紡ぐ音楽がどのように物語と交錯し、新たな感動を生み出すのか、放送開始が待ち遠しい限りです。
[鈴木 美咲]