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2024年12月17日 08時10分

メル・ギブソン監督とマーク・ウォールバーグ主演の新作『フライト・リスク』、2025年3月公開決定!

メル・ギブソン監督、マーク・ウォールバーグ主演の新作『フライト・リスク』、2025年3月公開決定

高度10,000フィートで繰り広げられる命懸けの攻防劇

『フライト・リスク』の舞台は、アラスカの空。物語は高度10,000フィートの航空機内で繰り広げられる、命懸けの騙し合いを描くアクションスリラーだ。ウォールバーグは身分を偽り、連邦保安官と重要参考人に接近するミステリアスなパイロットを演じる。彼の演技は、映画『テッド』シリーズや『ディパーテッド』でのコミカルかつシリアスな演技を思い起こさせるが、今回はより複雑なキャラクターに挑む。

ギブソンが手掛けた映画といえば、アクションやドラマが巧みに組み合わされた『リーサル・ウェポン』や『マッドマックス』シリーズが思い浮かぶ。監督としては、『ハクソー・リッジ』でアカデミー賞にノミネートされた実力派だ。今回の作品では、緊張感あふれる空の上でのドラマをどのように描くのか、その手腕が問われる。

ギブソンとウォールバーグの化学反応

ギブソンとウォールバーグは、これまで俳優として『パパVS新しいパパ2』や『ファーザー・スチュー/闘い続けた男』で共演している。これらの作品で培われた信頼関係が、今回の監督と主演という新しい形でのコラボレーションに繋がった。ギブソンが『フライト・リスク』の脚本を送ったとき、ウォールバーグはすぐに返事をしたというエピソードも、彼らの絆の強さを物語っている。

ウォールバーグの演じるパイロットは、一見すると魅力的だが、その裏に秘められた目的は謎に包まれている。彼のキャラクターは、観客に対して「この男、信じていいのか?」という疑問を投げかけ、観る者を物語の深みに引き込む。

魅力的なキャスト陣と多層的なストーリー

『フライト・リスク』には、ウォールバーグのほかにも、トファー・グレイスやミシェル・ドッカリーといった個性豊かなキャストが名を連ねる。グレイスは『スパイダーマン3』でのヴェノム役が印象的であり、ドッカリーはドラマ『ダウントン・アビー』での貴族的な存在感が際立った。彼らがどのように物語に絡んでいくのか、期待が高まる。

ギブソンは、観客の予想を裏切るストーリーテリングを得意としており、今回も一筋縄ではいかない展開が待ち受けているだろう。アラスカの空という閉ざされた空間が、キャラクターたちの心理的な駆け引きをより一層スリリングに描き出す。

映画界のトレンドと『フライト・リスク』の位置付け

また、デジタル技術の進化により、航空機内という限られたシチュエーションでも、迫力ある映像体験が可能になっている。ギブソンがどのようにこの技術を駆使しているのか、映像面でも見どころ満載だ。

メル・ギブソンとマーク・ウォールバーグという二人の映画界の巨人が手を組んだ『フライト・リスク』。その公開が待ち遠しい。観客は、彼らの才能がどのように結実するのかを目の当たりにすることになり、映画館の椅子に座る瞬間が待ちきれないだろう。映画ファンにとって、2025年3月7日はカレンダーに赤丸を付ける日となるに違いない。

[高橋 悠真]

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