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2024年12月17日 16時02分

日向坂46佐々木美玲、グループの転換期と成長の秘話を語る

日向坂46佐々木美玲、転換期を迎えるグループと自身の成長を語る

アイドルグループ日向坂46の佐々木美玲が、同グループの転換期と自身の成長について語った。彼女は16歳からグループの一員として活動し、その過程で多くの試練を乗り越えてきた。今回のインタビューでは、辛い時期を支えたメンバーとの絆や、相次ぐメンバーの卒業に対する心境、そして夢を叶える秘訣について明かしている。

試練を乗り越えるための支え

佐々木美玲にとって、一番辛かった時期は、精神的に不安定だった学生時代だという。過密なスケジュールの中で、彼女は「人が怖くなってしまった」時期を経験した。それは、周囲から何か言われているのではないかというネガティブな思い込みから始まった。しかし、その時にメンバーたちの存在が彼女を支え、「人と関わることの大切さ」を学んだという。特に二期生の濱岸ひよりとは「みーぱんファミリー」というユニットを組み、互いに支え合いながら成長していった。

人との関わりを恐れずに、むしろそれを糧にして強くなった佐々木は、今では「自分は幸せなんだ」と思えるようになった。濱岸から「最近は全然悩んでいるところを見ないし、すごい強くなりましたよね!」と言われたことが、彼女の成長を物語っている。かつての不安を「お土産を持ち寄る友人たちや、寄り添ってくれる仲間たち」によって乗り越えられたというこのエピソードは、彼女が人間関係をどのように捉えているかを如実に示している。

転換期に立つ日向坂46とメンバーの卒業

2024年は日向坂46にとって大きな転換期となった。多くのメンバーが卒業を発表し、グループの将来に不安を抱くファンも多いだろう。しかし、佐々木はこの変化を前向きに捉えている。卒業するメンバーたちが新たな道を選んでいくことは、彼女にとって「素敵なこと」だという。それぞれが「最も幸せな道で輝く」ことを願い、エールを送る彼女の姿勢は、彼女自身がグループを超えた友情を大切にしていることを示している。

一方で、新しいメンバーが加わることでグループの化学反応に期待を寄せている。彼女は「新しいことと昔からやってきたことの良い塩梅を取ること」が課題だと語る。過去の伝統を尊重しつつ、新しい風を取り入れることで、日向坂46の「青春っぽさ」を再び取り戻したいと考えている。

夢を叶える秘訣と今後の展望

多岐にわたる活動を続けている佐々木にとって、「夢を叶える秘訣」は、周囲の人々を大切にすることだという。2021年のインタビューでは「口に出して言っていくことが大事」と語っていたが、現在では「助けたいと思われる存在になるために、周囲を大切にすること」がより重要だと考えている。これは、彼女が他者との協力を重視し、共に成長することを信じていることを示している。

彼女の1st写真集「陽射しのパレード」は、そんな彼女の成長を象徴する作品だ。ベトナム・ダナンで撮影されたこの写真集は、彼女の素の表情を余すところなく捉えている。佐々木は、笑顔の多いカットを多く含んだこの写真集に、自分自身の素直な一面を詰め込んだと語る。撮影中には、現地の観客が集まり、彼女を応援する姿が見られたという。その様子は、佐々木がどれだけ人々を惹きつける存在であるかを示している。

日向坂46の未来に対する希望と、自身の成長を語る佐々木美玲。彼女の言葉には、これからの新しい挑戦に対する期待と、仲間たちとの絆を大切にする心が温かく込められている。彼女の活動は、これからも多くの人々に勇気と感動を与え続けるだろう。

[田中 誠]

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