スポーツ
2024年12月17日 16時01分

羽生結弦「自分を超えろ」新CMで舞う挑戦の舞台裏

羽生結弦、新CMで舞う挑戦の舞台裏

プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが、家電ブランド「ハイアール」と「AQUA」の新しいCMで再びその才能を舞う場として披露しました。30歳になった羽生さんは、ハイアールの「自分VS自分」編とアクアの「終わらない挑戦」編という二つの異なるテーマのもとで、過去の偉業を超えようとする姿勢を映し出しています。このCMは、12月24日から全国で放映される予定です。

CMで見せた“自分を超えろ”のメッセージ

ハイアールの「自分VS自分」編では、青い衣装をまとい、自身の過去との対峙を表現する羽生さんの姿が印象的です。彼の演技は、単なる競技を超え、自己超越の象徴としてのメッセージを伝えています。羽生さん自身も「五輪を制覇しても満足することなく挑戦を続ける」と語り、そこには彼の人生哲学が垣間見えます。彼の言葉からは、挑戦することの意味が、オリンピックの金メダルという一つのゴールを越えて、日常の中での自己成長へとつながっていることが感じられます。

一方、アクアの「終わらない挑戦」編では、白い衣装が彼のしなやかな演技を際立たせ、日本で培った技術とユニークな発想を背景にした豊かなライフスタイルの提案を表現しています。羽生さんの演技は、地上での生活をより良くすることを使命とするアクアのブランド精神と共鳴し、視覚的にもそのメッセージを強調しています。

予定外の4回転トウループで魅せるプロフェッショナリズム

羽生さんの新CMでの演技には、予定にはなかった4回転トウループが含まれています。彼は「世界一のブランドに対して、世界一の演技に挑みたい」と意欲を見せ、撮影中に納得がいくまで演技を繰り返したといいます。この姿勢は、彼がプロとしての誇りを持ち、常に最高のパフォーマンスを追求していることを示しています。そして、彼の集中力と衣装のフィット感を確認する細部へのこだわりは、彼がどのようにしてこれまでの成功を築いてきたのかを物語っています。

X(旧Twitter)では、既に羽生さんの新CMに対する反響が広がっており、「カッコイイ!」「白のお衣装が最高に映えてる」「純白の王子様」といったファンからのコメントが寄せられています。彼の圧倒的な存在感と美しさは、フィギュアスケートという枠を超えて、多くの人々を魅了し続けています。

ハイアールとアクア、挑戦の舞台裏

ハイアールとアクアは、15年連続で大型家電の世界シェアNo.1を記録するグローバル企業として、ダブルブランド戦略を日本で展開しています。彼らのブランドスローガン「自分を超えろ」や「創新」は、羽生さんのフィロソフィと通じるものがあり、彼の起用は単なる広告塔を超えて、ブランドの理念を体現する存在として位置づけられています。

このCMは、羽生さんの挑戦する姿勢と、ハイアール、アクアの革新を続ける企業姿勢が重なり合い、視聴者に深い印象を与えるものとなっています。彼が氷上で繰り広げる演技は、彼自身の挑戦だけでなく、私たち一人ひとりが日常の中で直面する挑戦をも象徴しているのです。

羽生さんの言葉に耳を傾けると、彼が「みんなが生活の中で何かしら挑戦している」と語るように、私たちもまた、大小さまざまな挑戦を通じて日々を生きています。彼の姿勢は、私たちが日常の中で自分自身を超えようとする勇気を与えてくれるものです。結局のところ、挑戦とは、人生の中で自分を見つけ、成長し続けるための無限の旅なのかもしれません。

[高橋 悠真]

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