NiziUの新曲「AlwayS」が映画『野生の島のロズ』を彩る感動のサウンドトラック
NiziUの新曲「AlwayS」が映画『野生の島のロズ』の心を打つサウンドトラックに
ドリームワークスの新作『野生の島のロズ』とは?
『シュレック』や『ヒックとドラゴン』シリーズで知られるドリームワークス・アニメーションが贈る本作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンの「野生のロボット」シリーズを原作にしています。物語は、野生の島で起動した最新型アシストロボット「ロズ」が、動物たちとの共存を通じて愛情を学び、島の危機を乗り越えていく感動的なストーリーです。
日本語吹替版には、綾瀬はるかがロズ役を、柄本佑がキツネのチャッカリ役を、鈴木福が雁のキラリ役を、そしていとうまい子がピンクシッポ役を務めるなど、豪華なキャストが揃っています。これにより、キャラクターたちの個性と感情がより一層引き立てられています。
NiziUの「AlwayS」と映画の共鳴
NiziUの「AlwayS」は、映画のテーマである愛と絆を表現する上で絶妙な選曲といえるでしょう。楽曲には、メンバー間の愛や感情が込められており、それが映画の中で描かれるロズと動物たちの関係性と見事に調和しています。
NiziUのメンバーMAYAは、映画を観た感想として「絆を深く感じられる作品」とし、感動したと述べています。またRIKUも「愛情にすごく満ち溢れた作品」として、「AlwayS」とのマッチングに感動を覚えたとコメントしています。映画を鑑賞した際、メンバー全員が涙を流したというエピソードは、彼女たちがこの作品にどれほど感情移入したかを物語っています。
「AlwayS」に込められた普遍的なメッセージ
この楽曲が持つメッセージは、NiziUのプロデューサーであるJ.Y. Park氏の理念とも共通しています。彼は常に「人はひとりでは成功できない。みんなにはお互いが必要」とメンバーに語りかけてきました。それは、映画の中でも、ロズが動物たちに、動物たちもロズにお互い助け合い生き抜いていくというストーリーと重なります。
「AlwayS」の歌詞には、「抱きしめたい 悲しさも全部 美しく飛び回る妖精のように 私たち、夜空を描く 手を握るギュッと いつものように」といったフレーズが含まれており、この詩的な表現が、映画の温かい世界観と美しく響き合っています。
NiziUとドリームワークスの未来
社会がますます多様化し、文化の境界が薄れつつある現代において、このような国際的なコラボレーションは、音楽と映画が持つ力を示す良い例として挙げられるでしょう。NiziUの「AlwayS」がどれほどの人々の心を動かし、映画『野生の島のロズ』と共にどのような影響を与えるのか、これからの展開に期待が高まります。
[山本 菜々子]