M-1グランプリ2024:若返りの審査員で新時代を迎える
M-1グランプリ2024:若返りと変化の渦中で迎える新たな挑戦
山田邦子、審査員から外れるも笑顔で振り返る
お笑いタレントの山田邦子は、自身のYouTubeチャンネルでM-1グランプリの審査員から外れたことを明るく報告した。彼女は「審査員を2年間やらせていただきましたが、今年は入ってなかった」と述べ、自虐的な笑いを交えつつ、その心境を明かした。山田は、松本人志が不在になったことで「重鎮枠がなくなっちゃった」と感じているようだが、彼女は「若返るというのは良いことだ」と前向きな姿勢を見せている。
また、山田は松本人志の復帰が見送られたことに対しても複雑な思いを吐露した。彼女は「松ちゃんがM-1から復帰するのではないかと思っていた」と語り、華やかな舞台での再登場を期待していたことを明かした。
若返りを果たした審査員たち
今年のM-1審査員には、『オードリー』の若林正恭、『かまいたち』の山内健司、『アンタッチャブル』の柴田英嗣が新たに加わり、昨年よりもフレッシュな布陣となった。これにより、審査員の平均年齢は48.2歳と、昨年の53歳から若返った。これにより、若い感性での評価が期待されることから、審査の基準や方向性に変化が生まれる可能性がある。
令和ロマンの連覇に期待高まる
変化の中に潜む不安と期待
大御所芸人が去り、若手が中心となる審査員構成は、M-1グランプリの新しい時代を象徴している。この変化について、山田邦子は「司会も代えた方が良かったのでは」と冗談交じりにコメントし、現司会の今田耕司への言及も行った。彼女の発言は、変化を恐れずに新たな風を吹き込むことの重要性を示唆している。
一方で、吉本芸人の無冠が続く中、M-1だけはその流れを断ち切ることができるのか、または他事務所の芸人たちが連覇するのか、予測がつかない展開が続いている。審査員の若返りがどのような影響を与えるのかは、ファイナリストたちの意欲に大きく関わるだろう。
[鈴木 美咲]