スポーツ
2024年12月21日 07時31分

遠藤航、リバプールでの“偽CB”として称賛の嵐!

遠藤航の新たな挑戦:リバプールでの“偽CB”としての活躍

手のひら返しの称賛

遠藤は、以前はリバプールでの出場機会に恵まれず、冬の移籍市場での退団が噂されていた。しかし、サウサンプトン戦での圧巻のパフォーマンスによって、その評価は一変した。遠藤は、本来のボランチではなく、センターバックとして起用されたが、持ち前のインテリジェンスとフィジカルを活かし、攻守にわたって躍動した。特に、“偽CB”としての役割を見事に遂行し、中盤まで駆け上がりながら攻撃をサポートする姿は、まさに現代サッカーの多様性を象徴している。

現地メディア「THIS IS ANFIELD」は、遠藤の戦術的な理解力と、センターバックとしての適応力を高く評価し、「彼の今後の出場機会が増えるだろう」との見解を示した。さらに、韓国メディアも「驚異的なパフォーマンス」として遠藤の活躍を取り上げ、彼の立場の向上を報じている。

和製マスチェラーノの誕生

SNS上では、遠藤のプレーが「和製マスチェラーノ」とも称され、多くのファンから驚きと称賛の声が上がっている。マスチェラーノは、かつてバルセロナで同様の役割を担い、世界的に名を馳せた選手である。遠藤のプレーが彼に例えられることは、日本のサッカーファンにとっても誇らしいことだろう。

新たな戦術と選手層の厚み

遠藤の新たなポジションでの活躍は、リバプールにとっても戦術的なメリットをもたらす可能性がある。彼の柔軟性と適応力は、チームの選手層を厚くし、クロップ監督が試合中に多様な戦術を繰り出すための重要な駒となり得る。特に、プレミアリーグは試合数が多く、選手のローテーションが必要不可欠なため、遠藤のような多才な選手の存在は、チームにとって大きなプラスとなるだろう。

さらに、遠藤のような選手が活躍することで、アジア人選手のプレミアリーグでの評価が高まることも期待される。彼の成功は、後に続く日本人選手やアジア人選手にとっても道を切り開く重要な役割を果たしている。

遠藤航の“偽CB”としての活躍は、彼自身のキャリアにとってもリバプールにとっても大きな意味を持つ一歩となった。今後、彼がどのようにこの新たな役割を進化させ、チームの成功に貢献していくのか、その歩みから目が離せない。

[佐藤 健一]

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