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2024年12月21日 18時10分

Adoの新曲「エルフ」、ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』の主題歌に!広瀬すずの新たな挑戦

新曲「エルフ」がドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』の主題歌に—Adoの挑戦と広瀬すずの新たな一面

Adoの「エルフ」—孤独と葛藤を超えて

「エルフ」は、作詞作曲を手がけた“てにをは”とAdoの強力なタッグによる壮大なバラードだ。Adoの楽曲はこれまでにも力強いメッセージ性で多くのファンの心をつかんできたが、今回の「エルフ」では、孤独と葛藤を抱えつつも前に進む姿を描いている。悠久の時を生きるエルフという存在が、ドラマの主人公・山下心麦の内面と重なり、リスナーに深い共感を呼び起こす。

この楽曲は、広瀬すず演じる心麦の感情に寄り添い、彼女が直面する困難や疑心、苦悩を乗り越える様子を表現している。Adoのコメントにもあるように、「エルフ」は単なる応援歌を超えた“挑戦歌”であり、聴く者に新たな勇気を与える力を持つ。

広瀬すずと松山ケンイチの探り合い—未完の謎に挑む

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』は、浅見理都の同名漫画を原作としたヒューマンクライムサスペンスで、広瀬すずと松山ケンイチが共演する。興味深いことに、キャスト陣はドラマの結末を知らされておらず、撮影現場での推理合戦が続いているという。松山は「次から次へと怪しい人出てくるんだよね」とコメントし、広瀬も「考察が止まらない」と続ける。彼らが劇中で探り合う様子は、視聴者にとっても大きな見どころだ。

ドラマのストーリーは、クリスマスイブに元警察官の父親を殺された娘・心麦が、遺された手紙を手がかりに真相を追う物語だ。手紙には“冤罪”という言葉が記されており、過去と現在が交錯する中で、事件の複雑な真相が徐々に明らかになっていく。キャスト自身も結末を知らないまま演じることで、彼らの演技にリアルな緊張感と予測不能な展開が加わっている。

ドラマと音楽が織りなす新しいエンターテインメントの形

Adoの「エルフ」は、孤独と戦い続ける人々に向けたメッセージ性の強い楽曲だが、同時にドラマのストーリーとも見事にマッチしている。このように、音楽と映像作品が互いに高め合うことで、視聴者やリスナーに新たな体験を提供することができる。

広瀬すずは「エルフ」を聴きながら、心麦の心情を深く理解し、撮影に臨んでいるという。彼女のコメントからも、Adoの楽曲がいかにドラマに深い影響を与えているかが伺える。特に、「エルフと書いて、心麦と読むのか?」という広瀬の感想は、楽曲とキャラクターがどれほどシンクロしているかを物語っている。

Adoの挑戦と広瀬すずの新たな一面が交錯するこのドラマと楽曲の組み合わせは、視聴者にとっても見逃せないものとなるだろう。2025年の幕開けと共にスタートする『クジャクのダンス、誰が見た?』と「エルフ」がどのように私たちを魅了してくれるのか、期待が高まるばかりだ。

[中村 翔平]

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