エバース、地上波初冠番組『エバースの知らぬが冠』で新境地を開拓

エバース、地上波初冠番組で新たな挑戦

2025年が幕を開けると同時に、お笑いコンビ・エバースが地上波に初めての冠番組を持つことになりました。テレビ朝日の深夜枠「バラバラマンスリー」で放送される『エバースの知らぬが冠』は、彼らのユニークなキャラクターを生かしたドッキリ企画を中心に展開されます。この番組は、エバースの佐々木が企画した「町田語録」の検証をドッキリ形式で行うものです。

コンセプトと背景：新感覚の深夜バラエティー

『エバースの知らぬが冠』が放送される「バラバラマンスリー」は、2020年10月に始まって以来、既成概念に囚われない自由な発想で人気を集めてきた「バラバラ大作戦」の一環です。この枠は、若手クリエイターと豪華出演者がタッグを組み、毎月新しい企画を試みる場として設置されています。過去にも、『永野＆くるまのひっかかりニーチェ』や『森香澄の全部嘘テレビ』といった番組が好評を博し、レギュラー化されています。エバースの新番組もまた、ユニークな切り口で深夜の視聴者を楽しませることを狙っています。

町田語録の検証とその波乱の展開

合コンには、町田の好みに合わせた女性たちが参加します。高身長女子や清楚系女子の中に紛れ込む低身長巨乳の女性たち。彼女たちが町田の心をどれだけ揺さぶるのか、そして町田の語録が本当に彼の心を映しているのかが試されるのです。

ドッキリの中で見えた町田の素顔

合コン中、町田が女性たちとどのように接するのかは、彼の普段のキャラクターを垣間見る良い機会となりました。彼が「タレント」として話す姿や、女性たちの前での緊張した様子は、普段の舞台で見せる自信とはまた違った一面を見せることとなりました。町田自身も、後に「全然かわいかったな」と話し、意外な感情を抱いていたことを明かしています。

また、番組内でのもう一つの検証として「共演者には絶対に手を出さない」という町田語録も試されます。彼の理想である高身長ギャルを共演者として投入し、町田がその魅力に抗えるのかを観察するというものです。佐々木はこのドッキリを通じて、町田の素顔と彼の語録の真意を浮き彫りにしようと試みます。

深夜番組の新たな試みとエバースの未来

『エバースの知らぬが冠』は、単なるお笑い番組を超えた、新たな実験場としての役割を果たすことになります。ドッキリという形での検証は、視聴者に対しても新鮮な驚きと笑いを提供し、エバースの新たな魅力を引き出すことに貢献しています。このような挑戦が成功すれば、エバースがさらに広い舞台で活躍する機会が増えることでしょう。

［佐藤 健一］