櫻井梨央が語るモーニング娘。の未来と「natural-ly」発売イベント

櫻井梨央が語るモーニング娘。の未来と個人の成長

アイドルグループ「モーニング娘。’24」の櫻井梨央（19）が、自身の2nd写真集「natural-ly」（ナチュライリー）の発売記念イベントで、グループの将来や自身の成長について率直な思いを語った。彼女の言葉からは、アイドルとしての誇りと、個人としての成長への自信が垣間見えた。

イベントはクリスマス間近に開催され、櫻井は終始リラックスした表情で質問に答えた。彼女は写真集の撮影で三重県を訪れたことを振り返り、「自然の中で撮影できたことがとても楽しかった」と目を輝かせる。写真集のタイトルには、自身のニックネーム「らいりー」をかけており、自然体の自分を多くの人に見てほしいという思いが込められている。

サブスク未解禁の本音と希望

イベント中、櫻井はモーニング娘。の楽曲が各音楽サブスクリプションサービスではまだ配信されていない現状についても言及した。「メンバー全員が『サブスクがあったらいいな』と考えているんです」と苦笑いしつつ、「でもないからこそCDを買ってくれるファンの方々がいる」と、現状のメリットも認めている。これにはファンの応援を直接感じられるという、サブスクでは味わえない喜びがあるのだろう。

モーニング娘。の楽曲がサブスクで解禁されれば、さらに多くの人々に彼女たちの音楽が届くことは間違いない。しかし、櫻井は「いつかもしかしたら…」と希望を抱きながらも、今は現状を大切にしようという姿勢を示した。

建築愛溢れる櫻井のユニークな視点

また、彼女は「フラリ銀座」という楽曲にちなんで、次回の写真集では銀座の街での撮影を希望するなど、クリエイティブな発想に満ちている。

未来への意欲とグループの進化

モーニング娘。の一員として2年半が経過した櫻井だが、その間にメンバーの卒業も経験している。「石田亜佑美さんが卒業されて、12人での活動が始まりました。少ないと感じることもありますが、みんなでレベルアップしていきたい」と語る彼女の言葉には、グループとしての成長を目指す強い決意が込められている。

さらに、2024年への意気込みについても、「好きなことを仕事にできることへの感謝を忘れず、これを糧に2025年も頑張りたい」と、未来への希望を口にした。彼女の姿勢は、現状に満足せず、常に次のステップを目指すものである。

［伊藤 彩花］