経済
2024年12月26日 07時50分

マツダ『ロードスター』35周年記念車が登場、予約開始!

マツダ『ロードスター』35周年記念車の魅力とその背景に迫る

マツダの名車『ロードスター』が、35年という節目を迎えたことを記念して、特別仕様車「35周年記念車」を発表しました。12月25日から全国のマツダ販売店で予約受付が開始され、発売は2025年2月上旬を予定しています。価格は375万3200円からと、特別な一台にふさわしい設定です。

この特別仕様車は、ソフトトップモデルとリトラクタブルハードトップモデルの『ロードスターRF』の2タイプで展開されます。35年の歩みを「熟成」と表現し、それに「ヴィンテージ」というテーマを掛け合わせたこの車は、まさに大人のための一台。深みのあるアーティザンレッドのボディカラーと、スポーツタンの上質なインテリアが、時を経た優雅さを醸し出します。

深紅のボディに込められた魂

この塗装は、ただの色ではなく、マツダが追求するデザイン哲学の一環でもあります。車全体の造形美を際立たせるこのカラーは、見る者に強い印象を与え、ロードスターという車の存在感を強調します。

インテリアのこだわりと高級感

インテリアもまた、特別仕様車にふさわしい配慮が施されています。ヘッドレストにはエンボス加工が施され、エアコンルーバーやフロアカーペット、専用フロアマットにはスポーツタンが採用されています。ステアリングやシフトノブ、パーキングブレーキレバーにはスポーツタンのステッチが施されており、車内全体が高級感に包まれています。

このような細部へのこだわりは、運転する人だけでなく、同乗者にも特別な体験を提供するものです。車内に座った瞬間から、特別な時間が始まるといっても過言ではありません。

35年の歴史とこれからの未来

1989年に初代がデビューして以来、ロードスターは4代にわたり120万台以上を販売し、世界中のドライバーに愛され続けています。小型オープンスポーツカーというカテゴリーにおいて、これほどの販売台数を誇る車は希少であり、ロードスターがいかに特別な存在であるかを物語っています。

今回の35周年記念車は、そんなロードスターを愛するすべての人々に感謝の気持ちを届けるためのものです。そして、この車が未来に向けてどのように進化していくのかもまた楽しみです。技術の進化とともに、ロードスターはどのような形であれ、その存在感をさらに増していくことでしょう。

様々な世代のドライバーに愛され続け、ロードスターは単なる移動手段を超えた存在です。風を切り、路面を感じながら走るその楽しさは、まさにクルマを楽しむ文化そのもの。35年の歴史を振り返りながら、次なる35年を期待せずにはいられません。

[佐藤 健一]

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