ハリセンボン20周年ライブ「にぃまる」で未来へ!木村カエラも登場
ハリセンボン、20周年記念ライブで輝く過去と未来を見据える
お笑いコンビ「ハリセンボン」がデビュー20周年を記念して、東京都港区の草月ホールでライブ「にぃまる」を開催しました。満員の観客が見守る中、彼女たちは新作漫才やコント、さらには意外なサプライズで会場を沸かせました。20年という長い道のりを振り返りつつも、彼女たちの視線は未来へと向かっています。
サプライズの主役、木村カエラの登場
ライブのハイライトは、近藤春菜さんが木村カエラさんのヒット曲「Butterfly」を披露したシーンでした。ボイストレーニングを重ねた熱唱の途中、幕の裏から木村カエラさん本人が登場し、観客は驚きと感動の声で包まれました。このサプライズ出演は、近藤さんが直筆の手紙とドーナツを持参して直接交渉した結果です。彼女の情熱が木村さんに伝わり、実現したこの共演は、ファンにとっても忘れられない瞬間となったことでしょう。
20年の集大成と新たな挑戦
ハリセンボンの二人は、20年の活動を振り返り、「自分たちなりに20年歩んでこれたのは、ありがたい」としみじみと語りました。ライブでは、シソンヌのじろうさんが手掛けた新作コントや、箕輪はるかさんの大喜利挑戦など、彼女たちの個性が光る内容が盛りだくさんでした。箕輪さんは、「芸人という職業は不安定だけれど、ここまで続けられて本当によかった」と感慨深く話しています。
また、彼女たちは未来に向けても意欲を見せており、「次は40周年記念ライブを目指す」と語るなど、長寿コンビとしての道を歩もうとしています。近藤さんが「60歳まで?」と冗談交じりにツッコむ姿からも、彼女たちの息の合ったコンビネーションが感じられました。
ファンとの絆、そして新たなスタート
このライブは、昨年末に吉本興業からGATEへと所属事務所を移籍したハリセンボンにとって、1周年の締めくくりでもありました。新しい環境での挑戦を経て、彼女たちはさらに多くの観客を笑顔にし続けることでしょう。事務所の仲間たちや関係者からのスタンドフラワーが会場を彩り、彼女たちの活動を支える多くの人々の存在が感じられました。
ライブを通じて、ハリセンボンは20年という時間の重みを観客と共有し、これからの新しい歩みに期待を膨らませました。彼女たちの笑いは、時代を超えて多くの人々に愛され続けることでしょう。
この一夜限りのライブ「にぃまる」は、U-NEXTなどで1月末まで見逃し配信される予定です。見逃してしまったファンも、彼女たちの20年の軌跡をたどることができる機会をお見逃しなく。
[伊藤 彩花]