エンタメ
2024年12月28日 09時11分

『ニノなのに 新春SP』正月に笑いを届けるユニークな夜

「ニノなのに 新春SP」—正月にクリスマスを迎える不思議な夜

この番組のユニークな特徴は、MCが二宮「なのに」司会をゲストが務めるという異例のスタイルだ。今回も多部未華子が司会を担当し、その初々しい進行ぶりにゲストたちが爆笑の渦に巻き込まれる。しかし、何よりも話題を呼んでいるのは、正月「なのに」クリスマスパーティー風のセットである。二宮は「2週間遅れで放送されたわけじゃないよ(笑)」と、視聴者に向けてユーモアたっぷりに釈明している。

「なのに」から生まれる意外性の連続

番組では、「指を見るだけ『なのに』体が柔らかくなる」や「ダンベルを持つだけ『なのに』高音が出る」といった、まるで魔法のような現象を検証するコーナーが設けられた。多部未華子の説明のもと、二宮や阿部、秦、中岡、恒松が実際に挑戦し、その結果にスタジオは騒然となる。特に阿部が挑戦した検証では、二宮が思わず「こんなことある!?」と驚愕する場面も。

このような企画は、視聴者にとっても新鮮な驚きを提供する。私たちは日常生活の中で、当たり前のことに慣れ過ぎているかもしれない。しかし、この番組はその慣れを壊し、普段見過ごしてしまうかもしれない「意外性」に光を当てる。私たちの周りにも、気づかないだけでたくさんの「なのに」があるのかもしれない。

ドラマ撮影の合間「なのに」多彩なチャレンジ

どこかコミカルで、しかし真剣に挑戦する彼らの姿は、まさに「なのに」の精神を体現している。日常の枠を超えた挑戦は、視聴者に「自分も何かに挑戦したい」という気持ちを呼び覚ますのではないだろうか。

キングオブコント王者「なのに」ラジオ制覇

このように『ニノなのに 新春SP』は、視聴者を飽きさせない多彩な企画で構成されている。年の始まりから、普段の生活から少し距離を置き、意外性に満ちた世界に心を解放するのは悪くない。

2025年の始まりを、このようなユニークで笑いに満ちた番組で迎えるのも一興だ。正月「なのに」クリスマス、そのギャップを笑い飛ばしながら、新しい年のスタートを切ることができるだろう。時には「なのに」と感じる瞬間を楽しむことも、私たちの生活に豊かさと彩りをもたらしてくれる。そう考えると、日常もまた特別な舞台に変わるかもしれない。

[田中 誠]

タグ
#ニノなのに
#意外性
#正月特番