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2024年12月29日 13時21分

Omoinotake、紅白初出場で「幾億光年」を披露!島根から全国へ光を届ける

Omoinotake、念願の紅白初出場に向けた期待と挑戦

2023年の大晦日、NHK紅白歌合戦の舞台に初めて立つことになった3人組バンド、Omoinotake。このバンドは、島根県松江出身の同級生である藤井怜央(ボーカル&キーボード)、福島智朗(ベース)、冨田洋之進(ドラム)が2012年に結成しました。彼らはこの10年間、地元を拠点に海外公演もこなすという多様な活動を経て、ついに悲願の紅白出場を果たすに至りました。

島根から全国へ、光のように広がる音楽

Omoinotakeは、今年1月期のTBSドラマ「Eye Love You」の主題歌として大ヒットした「幾億光年」を紅白で披露します。この曲は、彼らの音楽がまるで光のように遠くまで届いたことを象徴する作品です。福島が今年の漢字として「光」を挙げたのも、彼らの音楽が広く知られるようになったことへの感謝と喜びを表しています。

紅白出場が決まった際には、地元の松江でのライブビューイングが企画されていることも報告されています。地元出身の若いミュージシャンたちにとっては、Omoinotakeの成功が「頑張ろう」という励みになることでしょう。

ブラックミュージックを基盤にした独自のサウンド

Omoinotakeの音楽は、ギターを排した三人編成のバンドながら、ブラックミュージックを基盤にしたサウンドが特徴です。このスタイルは、彼らが年間100本以上の路上ライブを通じて磨き上げたものであり、聴衆の心を掴む力強い演奏が魅力です。藤井は「紅白歌合戦に出続けることを目標に活動してきた」と語り、今回の出場がその大きな一歩であることを強調しました。

紅白出場への道のりとその意義

紅白歌合戦は、日本の音楽業界において非常に大きな意味を持つイベントです。毎年、選りすぐりのアーティストが集い、年末の特別な夜を彩ります。Omoinotakeにとって、この舞台に立つことは、これまでの努力とファンの支えの結晶であり、更なる飛躍を目指すための重要なステップです。

リハーサルを終えた冨田は「演奏以外でもいろいろな催し物があって、普段出演する音楽番組とは雰囲気が違う」と話し、紅白ならではの特別な体験に驚きと興奮を見せました。福島も「ぼんやりとしていた夢がやっと具現化して見えた」と語り、期待に胸を膨らませています。

島根とOmoinotake、そして未来

彼らの出身地である島根県松江は、3人が出会い、音楽の夢を育んだ特別な場所です。冨田は「3人が出会えた大切な街」と語り、地元への感謝の気持ちを表明しました。島根は、今後も彼らの音楽活動を支える重要な拠点であり続けることでしょう。

今、Omoinotakeはこれまでの経験を糧に、紅白という大舞台に挑みます。彼らの音楽がどのように新しい光を放ち、さらなるステージへと進化していくのか、目が離せません。紅白での「幾億光年」のパフォーマンスが、彼らの未来を照らす新たな光となることを期待せずにはいられません。

この冬、Omoinotakeの奏でる音楽がどれほどの人々の心に響くのか、視聴者はその瞬間を共有することになるでしょう。彼らの旅は始まったばかりで、光のようにどこまでも広がっていく可能性を秘めています。

[高橋 悠真]

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