エンタメ
2024年12月29日 16時10分

BE:FIRSTと石川さゆりが語る、紅白歌合戦での熱い想いと期待

新たな年への期待を込めて:第75回NHK紅白歌合戦にかけるアーティストたちの想い

BE:FIRST、成長を見せる舞台

BE:FIRSTのメンバーであるMANATOは、紅白歌合戦への出演を「アーティストを目指す僕自身、そしてBE:FIRSTにとってもずっと出たかった番組」と語っています。3回目の出演となる今年、彼らは「2024年の集大成を見せる」パフォーマンスを意気込んでいます。彼らにとって紅白は、単なる年末のイベントを超え、1年の成果を披露する重要な舞台なのです。

また、RYUHEIは、TOMORROW X TOGETHERとのダンスコラボステージを通じて「世界で活躍するアーティストたちから多くを学んだ」と述べています。こうした国際的な交流は、BE:FIRSTの音楽活動において新たなインスピレーションとなり、さらなる飛躍のきっかけになることでしょう。

石川さゆり、復興への祈りを込めた「能登半島」

一方で、日本の音楽界に長く君臨する石川さゆりは、能登半島地震を受けて21年ぶりに「能登半島」を紅白の舞台で歌います。石川は「能登のみなさんに元気になってもらいたい」という思いを込めてこの曲を選びました。彼女にとって、この歌は単なる過去のヒット曲ではなく、被災地に寄せる特別なメッセージでもあります。

また、能登地域の伝統工芸である輪島塗の漆器を出場者にプレゼントするという心遣いも、石川の地元愛と復興への強い想いを示しています。彼女は「伝統工芸を途絶えさせないでください」という願いを込めて、職人たちの技術を広める役割も担っています。

紅白に込められた多様なメッセージ

今年の紅白は「あなたへの歌」がテーマです。これは、個々のアーティストが視聴者一人ひとりに向けたメッセージを届ける場であることを意味します。司会を務める有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサーの組み合わせも、紅白に新たな風を吹き込むことでしょう。

音楽は、時に言葉以上に人々の心に深く響きます。年末のこの時期に、紅白を通して届けられる多くの歌は、視聴者にとって新たな年を迎えるための力となることでしょう。BE:FIRSTの若いエネルギーと石川さゆりの伝統を守る姿勢が交錯するこの特別な夜は、音楽の力を再認識する機会となるはずです。

2024年がどのような年になるのかはまだ分かりませんが、紅白歌合戦でのアーティストたちのパフォーマンスは、新しい年への希望を感じさせてくれることでしょう。年末の忙しさを少しだけ忘れて、音楽が織り成す特別な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

[佐藤 健一]

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