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2025年01月01日 11時10分

『ホンノウスイッチ』幼なじみの特別な絆を描くピュアラブストーリー

『ホンノウスイッチ』が描く「幼なじみ」という特別な関係

1月11日からスタートするテレビ朝日のオシドラサタデー『ホンノウスイッチ』は、Travis Japanの宮近海斗と女優の葵わかなのW主演で話題を呼んでいます。このドラマは、KUJIRAの同名コミックを原作としたピュアラブストーリーで、物心つく前から一緒に育った幼なじみが、長年封印してきた気持ちと向き合い“遅れてきた初恋”を始める様子を描いています。公開されたポスタービジュアルには、1枚のブランケットに包まれた2人が頬を寄せ合い、幼少期に読んでいた絵本を手にする姿が映し出されています。そのシーンは、幼なじみとしての温もりと優しさを見事に表現しています。

「恋人にしたくないほど、好きな人。」という切ないキャッチコピー

このドラマのキャッチコピー「恋人にしたくないほど、好きな人。」は、単なるラブストーリーを超えた、より深い意味を持っています。幼なじみとしての関係は、通常の友人関係とは異なり、特別な絆を持つものです。恋人になったらいずれ離れてしまうかもしれないという不安から、あえて恋愛関係に進展させないことで、いつまでもそばにいたいという願いが込められています。この感情は、多くの人が経験したことがあるでしょう。友情と恋愛の境界線上で揺れる気持ちは、時に心を締め付けるものです。

宮近が演じる秋山聖と、葵が演じる星小和は、同じビル内の異なるゲーム会社で働くプランナー。ある日、2人の関係に大きな変化が訪れます。小和は、長年付き合っていた彼氏に裏切られ、聖と共にヤケ酒を飲んだことで、一晩を共に過ごしてしまうのです。ここから始まる物語は、幼なじみという安全な位置から一歩踏み出す勇気を描いています。

時代を超えて愛される「幼なじみ」というテーマ

幼なじみをテーマにした物語は、世代を超えて愛され続けています。日本のドラマや映画、漫画の中でも、幼なじみの関係はしばしば取り上げられ、その特別な絆が描かれてきました。このテーマが多くの人に共感を呼ぶ理由は、誰もが幼なじみとの思い出を持っているからかもしれません。幼少期からの絆は、時間や距離を超えて続くことが多く、時にはそれが恋愛に発展することもあるでしょう。

しかし、現代において幼なじみとの関係が描かれることには、また別の意味もあります。スマートフォンやSNSの普及が進む今、幼少期からのリアルな人間関係を保ち続けることの大切さが再認識されています。『ホンノウスイッチ』は、そんな現代の視点をも取り入れた作品といえるでしょう。

宮近海斗と葵わかなによる新たな化学反応

主演を務める宮近海斗と葵わかなは、それぞれのキャリアで異なる魅力を持つ俳優です。宮近にとっては本作がドラマ初主演となり、彼の新たな一面が見られることでしょう。葵は、これまでにもさまざまな作品で多彩な役柄をこなしており、今回もその演技力に期待が寄せられています。

この2人が演じるのは、ただのラブストーリーではなく、幼なじみとして育んできた時間と絆を背景にした物語です。彼らの演技によって、視聴者は幼なじみという関係の奥深さを感じ取ることができるでしょう。

1月4日には、ドラマの見どころ特集も放送されます。これを機に、作品の舞台裏やキャストのインタビューなど、様々な視点から『ホンノウスイッチ』の魅力を探ることができます。新しい年の始まりに、心温まるラブストーリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

[伊藤 彩花]

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