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2025年01月02日 07時10分

大谷翔平と鈴木誠也、2025年東京ドームで再び交錯

大谷翔平と鈴木誠也の交錯する運命:2025年のMLBと日本野球の新たな幕開け

2025年の春は、野球ファンにとって待ち望ましい季節となりそうです。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手とシカゴ・カブスの鈴木誠也選手、それぞれが異なる道を選びながらも、同じ舞台で交わることとなります。3月18日と19日、彼らの所属チームが東京ドームで公式戦を行うことが決定しています。これは、2019年にイチロー選手が引退したアスレチックス対マリナーズ戦以来、6年ぶりとなる日本でのMLB公式戦です。

ドジャースの選択と鈴木誠也の去就

ドジャースは今オフシーズン、外野手の補強に熱心でした。鈴木誠也選手のトレード獲得も検討していたようですが、最終的にはテオスカー・ヘルナンデス選手との再契約を選び、鈴木選手の移籍話は消滅したようです。米メディア『カビーズ・クライブ』のジョーダン・カンプベル記者も「奇妙な話だ」とコメントしています。鈴木選手はカブスでカイル・タッカー選手と共に打線の中核を担うことが期待されており、カブスとしても彼を手放すことは避けたいのが本音でしょう。

大谷翔平選手の二刀流復帰

一方、大谷翔平選手は2025年にドジャースでの二刀流復帰を目指しています。右肘の手術からの復帰に向けて、彼はリハビリを続けており、この春にはキャッチボールを再開しました。過去の例を見ても、2度目のトミー・ジョン手術からの復帰は容易ではありません。しかし、大谷選手は「投げているだけでよし」と自らに言い聞かせながら、慎重に調整を続けています。

彼の目標は、登板数や投球回を慎重に管理しながら、ポストシーズンで最大限の力を発揮することです。今季の目標としては、20試合出場、7~8勝、防御率3点台といった実現可能な範囲に収めることで、来季以降の飛躍につなげたい考えです。このように、彼の復帰に対する期待は高まる一方で、私たちファンも過度なプレッシャーをかけずに、彼の成長を見守ることが大切です。

日本球界とアメリカ球界の交差点

2025年の日本とアメリカの野球界は、多くの交差点を迎えることになります。MLBの日本開幕戦を皮切りに、日本プロ野球も3月28日に開幕します。そして、日米大学野球も日本での開催が予定されており、両国の野球ファンにとっては見逃せない1年になりそうです。

このような国際的なイベントが続く中で、日本とアメリカの野球文化がどのように融合し、新たな魅力を生み出すのかも期待されます。特に、MLB選手たちが日本のファンの前でプレーすることは、若い世代の選手たちにとっても大きな刺激となるでしょう。

[伊藤 彩花]

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