スポーツ
2025年01月05日 08時10分

棚橋弘至と柴田勝頼、東京ドームでの熱戦にファン熱狂!

棚橋弘至と柴田勝頼、東京ドームでの同期対決に期待高まる

棚橋と柴田は、かつて新日本プロレスのヤングライオンとして同時にデビューし、切磋琢磨してきた間柄です。しかし、プロレスラーとしての道を進む中で、それぞれ異なる道を選び、異なる考え方が影響して袂を分かりました。柴田は現在、AEWで活躍しており、日本での試合は久しぶりです。

引退ロードの幕開けと宿敵EVILとの因縁

棚橋は「引退ロード」の初戦として、EVILとのランバージャックデスマッチに臨みました。EVILは新日本プロレスの支配を宣言し、棚橋をこの試合で引退させると豪語していました。試合は激しい攻防の末、棚橋が掟破りの技でEVILを丸め込み勝利を収めました。この試合は、ファンの心をつなぎ留める重要な勝利となりました。

EVIL率いる極悪軍団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の介入が続く中で、棚橋が勝利を収めることができたのは、彼の経験と精神力の賜物です。しかし、試合後にHOTが棚橋を攻撃する場面が続きました。その時、柴田勝頼がリングに登場し、棚橋を救出しました。この劇的な展開により、棚橋と柴田の翌日の対決が決まったのです。

柴田勝頼の登場と同期対決への期待

柴田の登場は、ファンにとって驚きと喜びをもたらしました。彼は「棚橋くん、もし、疲れてなければ、明日、試合、しませんか?」と挑戦状を叩きつけ、棚橋は「疲れたことがないので、やりますよ!」と応じました。このやり取りは、かつての仲間としての絆とライバルとしての熱意を感じさせるものでした。

棚橋は試合後のバックステージで、柴田との対戦について「どんな形になっても、柴田選手とは闘っておきたい」と語りました。彼の言葉からは、長年の友情とプロレスラーとしての使命感が感じられます。柴田もまた、プロレスラーとしての新しい章を迎えるための重要な一戦となるでしょう。

新たな時代を切り開く戦い

一方、同じイベントでNJPW WORLD認定TV選手権でチャンピオンに輝いたエル・ファンタズモ(ELP)は、ガンを克服し、5年かけて東京ドームでの戴冠を果たしました。彼は「ELPの時代がこれから始まる」と語り、新たな防衛ロードへの意欲を見せています。ELPは鷹木信悟、石井智宏、KONOSUKE TAKESHITAの3人の中の誰かと闘いたいと希望しており、その結果が彼の今後を左右することになりそうです。

東京ドームでの試合は、プロレス界における新たなストーリーの始まりを告げるものであり、ファンにとっても大きな期待が寄せられています。棚橋と柴田の対決、ELPの新たな挑戦、それぞれがプロレス界に新しい風を吹き込み、未来への一歩を踏み出しています。

プロレスは単なるスポーツではなく、選手たちの人生や信念が詰まったドラマです。棚橋と柴田の再戦、ELPの復活は、プロレスが持つ力を改めて感じさせるものでした。この興奮は、これからのプロレス界にさらなる期待と夢を運んでくれることでしょう。

[高橋 悠真]

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