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2025年01月08日 18時11分

チェイス・アンリ、日米代表選出で揺れる新星の未来

チェイス・アンリ:日米間で揺れるサッカー界の新星

チェイス・アンリの背景と成長

ドイツでの彼の成長は目覚ましく、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグといった大舞台での活躍が続いています。特に、デュエルの強さと188cmの高さを生かしたプレーは、欧州でも評価されています。最近のレヴァークーゼン戦では、190cm以上の巨漢FWヴィクター・ボニフェイスを封じ込める姿が話題となりました。彼のプレースタイルは、対人戦での冷静な判断力とフィジカルの強さを兼ね備えています。

代表選択を巡る日米の思惑

チェイス・アンリがこれまでプレーしてきたのは、日本の世代別代表のみです。しかし、A代表として公式戦に出場していないため、現在は日本とアメリカのどちらの代表にも選ばれる可能性があります。アメリカでは、彼の成長に期待を寄せる声が高まっており、国内のサポーターからは「彼をアメリカ代表に」との声も聞こえてきます。

アメリカ代表は、特にセンターバックのポジションで競争が激化している状況です。マーク・マッケンジーやティム・リームといった選手が競争相手ですが、チェイス・アンリの実力であれば、すぐに競争に加わることができると見られています。米国のポチェッティーノ監督も、二重国籍の選手を歓迎する姿勢を示しており、チェイスの決断には大きな期待を寄せています。

背後にある支えと未来への展望

チェイス・アンリの成功の裏には、彼を支える“ドイツのパパ”宮川順充さんの存在があります。宮川さんは、チェイスがシュトゥットガルトに加入した際、歯科治療を通じて知り合い、彼の生活面でもサポートを続けています。宮川さんの支えがなければ、チェイスは「日本に帰っていたかもしれない」と話すほど、彼の存在は大きなものでした。この温かいサポートが、彼の自信にも繋がり、ピッチでのパフォーマンス向上に寄与しています。

[田中 誠]

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