芳根京子、TBS新ドラマで10年ぶりの主演!新米研修医役に挑戦
芳根京子、10年ぶりのTBSドラマ主演で新たな挑戦
女優の芳根京子さんが、1月期のTBS火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」で主演を務めることになりました。彼女がTBSドラマで主演を務めるのは2015年の「表参道高校合唱部!」以来、約10年ぶりです。このドラマで芳根さんは、働き方改革が進む医療現場で奮闘する新米研修医・若月まどかを演じます。作品は、同期たちと励まし合いながら、医師として、また一人の女性として成長していくまどかの姿を描いた2年間の物語です。
芳根さんは今回の主演について「素直にとてもうれしい」とコメントしています。彼女にとって、前回の主演作品である「表参道高校合唱部!」は、女優としてのキャリアをスタートする重要な一歩であり、現在の役者人生を形成する大きなきっかけとなりました。10年の歳月を経て再びTBSドラマの主演を務めることは、彼女にとって大きな意味を持つようです。「過去の選択は間違っていなかった」と感じることで、さらに作品に対する意欲を高めている様子が伝わってきます。
芳根京子の成長とチャーミングな役柄
芳根さんが演じる若月まどかは、「なんとかなるっしょ!」が口癖ののんきな性格の研修医で、横浜DeNAベイスターズの大ファンです。彼女は、仕事の合間に球場での観戦を楽しむという趣味を持ち、日常の中で小さな幸せを見つけることを大切にしています。このキャラクターは、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公・まる子をイメージしており、「ほっこりさもあり、いい子過ぎないムスッとした部分もある」と芳根さんは語っています。
このキャラクターを通じて芳根さんは、研修医としての葛藤や成長、そして一人の女性としての人生を歩む姿を等身大で表現しています。彼女の演技に対する真摯な姿勢が、視聴者に共感を呼び起こし、作品の魅力を引き立てることでしょう。
医療現場のリアルとコミカルな要素のバランス
「まどか26歳、研修医やってます!」は、医療ドラマとしての緊迫感だけでなく、個々のキャラクターたちのコミカルなやり取りも楽しめる内容です。研修医たちが直面する試練や成長過程を描きつつも、時折見せるユーモアやチャーミングなシーンが視聴者の心を和ませます。
また、芳根さんは撮影に臨むにあたって、点滴の打ち方や心臓マッサージのやり方など、医療現場のリアルな技術を学んでいます。このように、役作りにおいても本物の医療従事者としての姿を追求する姿勢が、彼女のプロフェッショナリズムを感じさせます。
先輩俳優・西島秀俊の影響
芳根さんの心の支えとなっているのは、俳優の西島秀俊さんの言葉です。彼女は「真犯人フラグ」で共演した西島さんから「本当に頑張り屋さんだから頑張りすぎずにね」とアドバイスを受け、その言葉に救われたと語っています。西島さんからの励ましの言葉は、彼女が役者としての道を歩む上で大きな支えとなり、今回の主演作にも大きな影響を与えているようです。
芳根さんは、ドラマの中で自身の経験や学びを生かし、視聴者に対して「一歩ずつ学んでいけば大丈夫だよ」というメッセージを届けたいと意気込んでいます。彼女の成長と努力がどのようにドラマに反映されるのか、非常に楽しみです。
[中村 翔平]