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2025年01月12日 16時01分

EIGHT-JAMの「年間マイベスト10」が音楽界に与える影響とは?

音楽プロたちが選ぶ「年間マイベスト10」:その意義と影響力

テレビ朝日系音楽バラエティー番組『EIGHT-JAM』で放送される「プロが選ぶ年間マイベスト10」は、音楽業界において独自の存在感を放っています。この企画は、音楽のプロフェッショナルたちが前年にリリースされた楽曲の中から、独自の視点でベスト10を選出するものです。選者には音楽プロデューサーの蔦谷好位置氏、作詞家のいしわたり淳治氏、そしてアーティストの川谷絵音氏が名を連ねています。

プロたちの選考過程:膨大な音楽量に挑む

選考にあたっては、膨大な数の楽曲がリリースされる中、プロたちがどのように選曲を行っているのかが興味深いところです。蔦谷氏は「締め切りが近づいても500曲に絞るのがやっと」と語り、いしわたり氏も「9年かけてようやく絞り方がわかってきた」と述べています。川谷絵音氏も「半年分は人の曲を聴いている」というほど、リリース量が年々増加する中で、選曲作業には相当な労力がかかるといいます。

音楽の未来を予見する指標として

このようなランキングは単なるエンターテインメントとしてだけでなく、音楽の未来を予見する指標としての役割も持っています。選ばれた楽曲やアーティストが次の年にブレイクするケースも多く、音楽業界における「次世代スター」の発掘に一役買っています。

多様化する音楽シーンとその影響

近年、音楽シーンはますます多様化しています。テクノロジーの進化やストリーミングサービスの普及により、リスナーはこれまで以上に自由に、そしてグローバルに音楽を楽しむことができます。こうした中で、「プロが選ぶ年間マイベスト10」が果たす役割はますます重要性を増しています。ランキングに選ばれた楽曲がどのようにリスナーの心を捉え、新たなトレンドを生み出すのかは、音楽界全体の動向を見通す上で欠かせない視点と言えるでしょう。

[鈴木 美咲]

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