渡辺美里、40年の音楽キャリアと新たな趣味を「徹子の部屋」で披露
渡辺美里、40年の歌手生活を振り返り新たな趣味も披露
1985年にデビューを果たし、40年にわたって日本の音楽シーンをリードしてきた歌手、渡辺美里さんが「徹子の部屋」に出演します。彼女は18歳でデビューし、その翌年に発売された「My Revolution」が大ヒットを記録。以来、多くのファンを魅了し続けています。そんな渡辺さんが今回の出演を通じて、コロナ禍で始めた新たな趣味について語りました。
新たな発見、コロナ禍での趣味
新型コロナウイルスの影響で、多くのアーティストが活動を制限される中、渡辺さんも例外ではありませんでした。その間、彼女は自宅での時間を有効に活用し、ベランダ菜園や裁縫といった新たな趣味に挑戦していました。ベランダでの植物栽培は、日々の生活に新たな彩りを加える一方、裁縫ではお気に入りの布をリメイクしてポーチ作りを楽しみ、創造的な時間を過ごしていたといいます。
特に裁縫においては、渡辺さんのセンスが光ります。彼女はスタジオに自作のリメーク作品を持参し、黒柳徹子さんに披露しました。その手作りのポーチには、彼女の独自のスタイルが反映されており、単に音楽のアーティストとしてだけではなく、クリエイターとしての一面も垣間見ることができました。
音楽に込められた家族の影響
渡辺美里さんの音楽には、京都に住んでいた祖父母の影響が色濃く反映されていると彼女自身が語ります。特に祖母が詠んだ俳句からインスピレーションを得て作詞した曲もあるそうです。これまでの音楽活動において、家族の影響というのは見えにくい部分かもしれませんが、彼女にとっては大きな支えであり、創作の源だったのでしょう。
彼女の楽曲には、どこか郷愁を感じさせるメロディや歌詞があります。それは、彼女自身が育んできた家族との絆、そしてその中で培われた感性が反映されているからかもしれません。渡辺さんの音楽を通じて、リスナーは彼女の人生の一部を垣間見ることができるのです。
未来を見据えた音楽活動
現在も全国各地でツアーを行うなど、精力的に活動を続ける渡辺美里さん。コロナ禍という難しい時期を乗り越えた彼女は、これからの音楽活動にも新たな視点を持ち込むことでしょう。彼女が見せる新たな一面は、ファンにとっても大きな期待を抱かせるものです。
渡辺美里さんがこれからどのような音楽を届けてくれるのか、その一つ一つの楽曲に込められた想いや背景を感じ取りながら、彼女の歩みを見守りたいと思います。そして、その中でまた新たな発見や感動があることを期待せずにはいられません。
[松本 亮太]