スポーツ
2025年01月15日 07時10分
久保建英の驚異的な「ひとりカウンター」、レアル復帰説再燃
久保建英の「ひとりカウンター」炸裂:ラ・リーガでの存在感と未来への期待
久保は自陣のボックス付近から驚異的なスプリントを開始し、80メートルを駆け抜けてゴールを決めました。彼のプレーは、単なるスピードだけでなく、的確なボールコントロールと相手をかわす技術が際立っていました。このゴールは、彼がソシエダに移籍して以来のベストゴールとして、自らも誇りに思っているようです。
このゴールがもたらしたインパクトは、彼の古巣であるレアル・マドリーへの復帰説を再燃させるほどでした。マドリーは2019年に久保と契約し、その後ソシエダへと移籍しましたが、今もなお彼を高く評価しています。スペインメディアによれば、マドリーは彼を再獲得するために必要な3000万ユーロを支払うことを検討しているとのことです。この金額は、久保の市場価値から見ても非常にお買い得とされています。
このような背景には、久保が持つ多彩な才能があります。彼は単にスピードと技術に優れているだけでなく、試合の流れを読む力や創造性も兼ね備えています。ビジャレアル戦でのゴールも、チームの勝利に繋がる重要なものでした。久保自身も、「チームが勝てて嬉しい」と語り、個人の成果よりもチームの勝利を重視する姿勢を見せています。
一方で、久保にとっての課題もあります。ラ・リーガの過密日程や、連戦による疲労管理は彼にとって大きな試練です。彼はオリンピック以来となる中2日間隔のスケジュールをこなしており、その中でどれだけ自分のコンディションを維持できるかが重要です。それでも、彼はしっかりと休息を取り、次の試合に向けてベストな状態を保つことを心掛けています。
[田中 誠]