古橋亨梧、レンヌ移籍の可能性浮上!セルティックとの交渉が鍵に
古橋亨梧、フランス1部レンヌへの移籍が現実味を帯びる
スコットランドの名門クラブ、セルティックに所属する日本代表フォワードの古橋亨梧選手(29歳)が、フランス1部リーグのレンヌへの移籍の可能性が浮上しています。地元メディアによれば、レンヌは今冬の移籍市場で攻撃力の強化を目指しており、古橋選手に強い興味を示しているとのことです。
レンヌの攻撃陣補強と古橋の魅力
フランスリーグで14位に沈むレンヌは、攻撃陣の強化が急務とされています。特にホルへ・サンパオリ監督率いるチームは、ストライカーの補強を最重要課題として掲げており、そんな中で古橋選手が移籍候補として浮上しました。古橋選手の特徴である、機動力と勤勉さ、そしてウイングとしてもプレー可能な多様性が、レンヌにとって大きな魅力となっています。
レンヌは、フランス人FWアルノー・カリムエンドに続く得点源を求めており、古橋選手の加入により攻撃力の向上を図りたい考えです。しかし、移籍実現の鍵はセルティックとの交渉にかかっています。セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を視野に入れ、古橋選手の残留を強く望んでいるため、交渉は難航する可能性があります。
移籍市場における他クラブの動向と古橋の選択肢
古橋選手を巡る移籍の話は、今回が初めてではありません。これまでにも、アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドや、ドイツとイングランドのクラブからも関心が寄せられていました。移籍金としては約19億円が提示されており、セルティックとの契約は2027年6月末まで残っています。
このような状況下で、古橋選手の移籍先としてレンヌが浮上したことは、彼のキャリアにとっても大きな転機となる可能性があります。フランス・リーグ・アンは、スタッド・ランス所属の伊東純也や中村敬斗、モナコの南野拓実ら日本代表選手も活躍しており、古橋選手にとって新たな挑戦の場となるでしょう。
[松本 亮太]